ゲームと物語の世界を広げた、“中国ネット文化のパイオニア”
柴くん:
ねえ小雪ちゃん、「Shanda(盛大)」って昔は有名なゲーム会社だったんでしょ?
小雪ちゃん:
うん、そうだよ!
Shandaは中国で最初にオンラインゲームを大ヒットさせた会社で、
ネットを使った“遊び”や“読み物”を広めた文化のはじまりを作った存在なんだ。
1. オンラインゲームブームの火つけ役!
小雪ちゃん:
2001年、韓国の人気オンラインゲーム『ミル伝説(Legend of Mir)』を中国で運営したことで、Shandaは一気に有名に!
インターネットカフェに人が殺到して、“みんなでネットで遊ぶ”文化のスタート地点になったの。
柴くん:
まるで中国版の“ネトゲ元年”って感じだね!
小雪ちゃん:
そうそう!
それまでは1人でやるゲームが多かったから、仲間と協力したり、チャットしたりって新しい遊び方がすごく新鮮だったんだよ。
2. 「遊び」から「文化」へ広がるShandaの世界
小雪ちゃん:
Shandaはゲームだけにとどまらず、ネットを使ったいろんなサービスに挑戦していったの。
たとえば──
- 📚 「起点中文網(Qidian)」という小説投稿サイトを運営
- 🎧 音楽やエンタメ系のプラットフォームも展開
- 💬 SNSや教育サービスへの投資も積極的
柴くん:
なんか…「ネットで暮らしを豊かにするぞ!」って感じだね。
小雪ちゃん:
まさにそれ!
Qidianは、今や中国を代表するWeb小説文化の生みの親にもなってるんだ。
3. “読む”を楽しむ仕組みも先取り
小雪ちゃん:
Shandaは電子書籍の普及にも力を入れていて、
早くから「スマホで小説を読む」っていうスタイルを広めたんだよ。
柴くん:
ゲームの会社が本の文化も広げたって、なんかすごいね!
小雪ちゃん:
うん、今では当たり前の“スマホ読書”も、Shandaがいち早く形にしたって考えると、
すごく先見の明があった会社なんだな~って思うよね。
4. いまのShandaはどうなってるの?
小雪ちゃん:
いまは昔のShandaからいくつかのグループに分かれて、
文化・ゲーム・IT投資などを中心に活動しているよ。
柴くん:
地味になったわけじゃなくて、しっかり続いてるんだね。
小雪ちゃん:
そうそう!
たとえばWeb小説部門は「阅文集团(China Literature)」っていう大企業になって、
今もたくさんの作家と読者をつなぐ場になってるよ📚✨
5. まとめ:「遊び」も「読み物」も、ぜんぶインターネットから
柴くん:
ゲームも小説も、ネットでいろんな楽しみ方ができるってことを教えてくれた会社なんだね。
小雪ちゃん:
うん、Shandaは**“ネットで文化を育てる”ってことにいち早く取り組んだ企業**なんだ。
時代が変わっても、その土台を作った功績は今でも大きいよ!
柴くん:
なんか、静かにすごい会社って感じだな~。
ぼくもネットの楽しみ方、もっと広げてみたくなってきた!
小雪ちゃん:
いいね♪ いつか、Shandaみたいに“文化を生み出す側”になるかもよ🐾✨
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