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🌟第27回 丁磊(ディン・レイ)

中国の経営者
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静かで優しい“価値の職人社長”


1. 丁磊って、どんな人?

柴くん:
ねえ小雪ちゃん、「荒野行動」とか中国のゲームってよく聞くけど、
それ作った社長ってどんな人なの?

小雪ちゃん:
そのゲームを作ったのは、**ネットイース(NetEase)**っていう中国の会社。
その創業者であり社長が、丁磊(ディン・レイ)さん
表にはあまり出てこないけど、実はすご〜く穏やかで、社員思いの人なんだよ。


2. 子ども時代は“理科の少年”

小雪ちゃん:
1971年生まれで、出身は浙江省っていう場所。
子どもの頃からラジオや電子工作が大好きで、なんと自分でラジオを作っちゃってたんだって!

柴くん:
自作ラジオ!?まさに理科少年…!

小雪ちゃん:
大学は成都電子科技大学っていう理系の有名大学に進学して、
通信関係の仕事に進んだんだ。


3. 起業はたった8㎡からスタート

柴くん:
でもどうしてゲーム会社をつくったの?

小雪ちゃん:
最初はゲームじゃなくて、メールやネットニュースの配信をやるつもりだったんだよ。
1997年、わずか8㎡の部屋で「ネットイース」を創業。

柴くん:
8㎡!?六畳ないよね!? ほんとに始まりは小さいんだ…

小雪ちゃん:
うん。でも、その後はうまくいって、2000年にはアメリカのナスダックに上場!
だけど、ITバブル崩壊で一気にピンチに…

柴くん:
やっぱり…波乱万丈なんだね。


4. 立て直しのカギは“SMS”

小雪ちゃん:
そこで、丁磊さんが目をつけたのが、当時流行ってたショートメッセージ(SMS)
中国中で携帯の文字メッセージが大人気で、それをビジネスにしたんだ。

柴くん:
そういう時代の波を読む力って、すごいな…。

小雪ちゃん:
しかもそこからオンラインゲームに進出して、
「荒野行動」とか「陰陽師」みたいな大ヒット作品も生まれていったんだよ。


5. “目立たないけど優しい”社長さん

柴くん:
なんか、テンセントの社長とかと比べて、ちょっと静かな感じだね。

小雪ちゃん:
うん、それが丁磊さんの魅力。
メディアに出て騒がれるより、黙々と良いものを作るってスタイル。

柴くん:
でも社員のために豚を育てるっていうのはびっくりだった!

小雪ちゃん:
あれはほんとにびっくりだよね(笑)
「社員が安心して食べられるお肉を自分たちで育てたい」って、養豚場まで運営してるんだよ。


6. こんな名言もあるよ

小雪ちゃん:
丁磊さんの大事にしている考えが、この言葉に出てるよ:

做企业不是为了赚钱,而是为了创造价值。
Zuò qǐyè bùshì wèile zhuànqián, ér shì wèile chuàngzào jiàzhí.
「会社をつくるのは、お金を稼ぐためじゃなくて、価値を生むためだ」

柴くん:
うわぁ…かっこいい。ゲームって楽しいだけじゃなくて、
人を癒したりつながったりする“価値”があるもんね。


7. まとめ:静かだけど、あたたかい経営者

柴くん:
派手じゃなくても、信念を持ってコツコツやる人ってかっこいいな。

小雪ちゃん:
うん、丁磊さんはまさに“静かに燃えるタイプ”の社長さん。
ゲームも音楽も教育も、人の心に寄りそうものをつくってるよ。

柴くん:
よーし、なんか静かにやる気出てきた。
今日はスマホじゃなくて、久々に本でも読んでみようかな。

小雪ちゃん:
いいじゃん、それも“価値のある時間”だよ♪


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