PR

🏢第28回 ネットイース(网易)

中国の会社
スポンサーリンク

地味だけど世界を動かす“ネットの職人会社”


1. 実は超ベテランのIT企業!

柴くん:
ネットイースって最近できた会社だと思ってたけど、意外と古いんだ?

小雪ちゃん:
うん、1997年創業だから、アリババやテンセントと並ぶ“中国IT第一世代”なんだよ。
当時はニュースやメールのポータルサイトをやってて、日本でいうYahoo! JAPANみたいな存在だったの。

柴くん:
へぇ、ネットの黎明期から活躍してたんだ!


2. ゲームでブレイク、世界へ

小雪ちゃん:
2001年からゲームに力を入れ始めて、
今では「荒野行動」「第五人格」「陰陽師」などの世界ヒット作で有名になったの。

柴くん:
たしかに、学校でもみんなやってたなあ!

小雪ちゃん:
しかもすごいのが、自社開発にこだわってるところ。
テンセントみたいに買収で広げるんじゃなくて、自分たちでコツコツ作って育てるスタイルなんだ。


3. ゲームだけじゃない!暮らしを支えるNetEase

小雪ちゃん:
ゲームのほかにも、こんなサービスを展開してるよ👇

  • 📖 Youdao(有道):オンライン学習アプリ(辞書・翻訳・資格勉強など)
  • 🎵 NetEase Cloud Music:SNS機能付きの音楽配信アプリ
  • 🛍️ Yanxuan(厳選):品質にこだわったEC(自社ブランドの商品を販売)
  • 🧪 スマート農業・AI研究・メール・検索エンジンなど

柴くん:
えっ、農業まで!?
ゲームだけじゃなくて、ネットで暮らし全部カバーしようとしてるんだね。


4. 海外にも静かに広がる存在感

小雪ちゃん:
海外進出も着実で、アメリカ・カナダ・韓国・日本などに自社スタジオを持ってるよ。

柴くん:
日本のゲーム会社も買ってたよね?

小雪ちゃん:
そうそう、2021年には「グラスホッパー・マニファクチュア」をグループに迎えたよ。
でも、“買って終わり”じゃなくて、一緒に成長していくスタンスが強いのがネットイースらしいところだね。


5. 他のIT大手とどこがちがう?

会社名主力分野特徴
テンセントゲーム・SNS・決済買収で拡大、WeChatが強い
アリババEC・クラウド通販プラットフォームの王者
ネットイースゲーム・教育・音楽自社開発&職人魂タイプ

柴くん:
同じIT企業でも、スタイルがぜんぜん違うんだね!

小雪ちゃん:
そう。目立たず、でも堅実に成果を出すタイプがネットイース。
“派手さより誠実さ”って感じだよ。


6. 日本企業とも比べてみよう!

企業名年間売上高(2024年推定)主力分野本社
ネットイース約2.5兆円ゲーム・教育中国
テンセント約14兆円ゲーム・SNS中国
アリババ約20兆円EC・クラウド中国
任天堂約1.9兆円ゲーム機・ソフト日本
ソニーグループ*約3.9兆円(ゲーム部門)コンソール・PSN日本

*ソニーは全体だと約11兆円以上だけど、ゲーム部門のみを抜粋。

柴くん:
え、ネットイースって任天堂より売上高いんだ!

小雪ちゃん:
そうなんだよ。地味でも世界2位のゲーム会社なんて呼ばれることもあるよ。


7. まとめ:コツコツ派が時代を動かす?

小雪ちゃん:
ネットイースは、「ガツガツせず、着実に」って感じの会社だけど、
それでもここまで成長してきたって、すごくない?

柴くん:
うん、クラスの“真面目系男子”が実は家ですごいことしてた、みたいな(笑)

小雪ちゃん:
その例え、けっこう好き(笑)
これからも静かに大きくなっていく企業って感じがするよね!

コメント