スマホの“目”を作るカメラレンズのエキスパート!
柴くん:
小雪ちゃん、スマホのカメラってめっちゃキレイだけど、どこの会社が作ってるのかって知らないんだよね。
小雪ちゃん:
その疑問、いいね!実はね、スマホカメラの「目」の部分、つまりレンズとかイメージセンサーを作ってるのが、**Sunny Optical(舜宇光学科技)**っていう中国の会社なんだよ🔍
カメラモジュールのサプライヤー世界トップクラス
柴くん:
えっ、中国の会社なんだ!名前聞いたことなかったよ。
小雪ちゃん:
そうだよね、でも実はiPhoneやXiaomi、OPPO、Vivoなど、多くのスマホメーカーに部品を提供してる超重要な裏方企業なの✨
柴くん:
じゃあ、スマホの「顔のキレイさ」はSunny Opticalのおかげってこと⁉
小雪ちゃん:
そうそう!特に高画質レンズや光学ズーム、3Dセンシング用のレンズで世界トップクラスなんだよ📷
2024年、売上は約4,155億円!でも実はちょっと苦戦中…
柴くん:
業績もすごいの?
小雪ちゃん:
うん、2024年の売上高は約194億人民元(約4,155億円)。でもね、2023年から少し落ちてるの。
柴くん:
なんでなんだろ?
小雪ちゃん:
理由はいろいろあって、スマホの買い替えサイクルが長くなったことや、競争の激化、あとは世界経済の減速の影響もあるんだ。
主なライバルは韓国と中国の2社!
企業名 | 国籍 | 2024年売上高(円換算) | 主な製品 |
---|---|---|---|
Sunny Optical | 中国 | 約4,155億円 | スマホ用カメラレンズ・センサー |
LG Innotek | 韓国 | 約1.4兆円 | カメラモジュール(主にiPhone) |
OFILM | 中国 | 約1,000億円弱 | スマホ用カメラ・顔認証モジュール |
小雪ちゃん:
Sunny Opticalは高精度レンズの技術では頭ひとつ抜けてるけど、iPhone特化のLG Innotekとは得意分野がちょっと違うんだよ。
メガネの町から世界へ!意外な始まり
柴くん:
もともとスマホ用のレンズを作ってたの?
小雪ちゃん:
最初はなんと1984年、メガネ用レンズを作る工場としてスタートしたの!
場所は中国浙江省・余姚市ってところで、「光学の町」って呼ばれるくらいレンズ産業がさかんだったんだって👓
自動運転やARにも進出中!
柴くん:
スマホだけじゃ、今後しんどいのかな?
小雪ちゃん:
Sunny Opticalはすでに次の一手を打ってて、
たとえば👇
- 自動運転用のカメラレンズ
- VR・ARゴーグル用の光学部品
- 医療機器や工業機器向けのセンサー
にも注力してるんだよ。つまり、スマホの先の未来を見て動いてるってことだね🚗🧠
日本で言えば、HOYAとソニーの間みたいな存在?
柴くん:
日本で似てる会社ってどこ?
小雪ちゃん:
たとえばカメラレンズや光学部品のHOYA、それにイメージセンサーを作ってるソニーのイメージが近いかな。
でもSunny OpticalはBtoB専門で、自社ブランド製品は出してないから、あくまで裏方に徹する職人企業って感じ✨
まとめ:知られてないけど、みんなのポケットに入ってるかも?
柴くん:
Sunny Opticalって、名前は知られてないけどすごい会社だね!
小雪ちゃん:
うん、「スマホの目」を作る会社として、実は世界中で使われてるの。
カメラ好きな人も、ARや自動運転に興味ある人も、Sunny Opticalの未来は要チェックだよ🔍
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