世界初の「空飛ぶタクシー」が中国から飛び立った!
柴くん:
ねえ小雪ちゃん、「空飛ぶクルマ」とか「ドローンタクシー」って聞いたことあるけど、本当にそんなの動いてるの?
小雪ちゃん:
うん、それがもう実用化に近づいてるんだよ!
それをやってるのが中国・広州の会社、**EHang(億航)**っていう企業なの🚁
どんな会社なの?
小雪ちゃん:
EHangは2014年に設立されたテクノロジー企業で、
世界で初めて**乗客を運ぶ自動運転型ドローン(eVTOL)**を開発したことで有名だよ。
本社は広東省広州市。ドローンの量産・販売・運行まで全部自社でやってる、かなり本気の会社なんだ。
柴くん:
eVTOLってなに?
小雪ちゃん:
“Electric Vertical Take-Off and Landing”の略で、
簡単に言えば「電気で飛ぶ、垂直離着陸できる空飛ぶ乗り物」ってことだよ✈️
EHangの代表機種「EH216」
小雪ちゃん:
いちばん有名なのがEH216っていうモデル。これは👇
- 完全自動運転(操縦士いない)
- 乗客2名までOK
- 最高時速130km
- 飛行距離は約30km(都市間移動向け)
- 離陸から着陸までAIが管理!
柴くん:
えっ、操縦士いないの!?
ちょっとこわいけど、ワクワクもする…。
世界で初の認証を取得!
小雪ちゃん:
しかもすごいのが、2023年に中国で“世界初の型式証明”を取得したってこと!
柴くん:
型式証明ってなに?
小雪ちゃん:
簡単にいうと、「この機体は安全です。人を乗せて飛ばしていいよ」って国が正式に許可したってこと📜✨
これは、世界中の空飛ぶ車企業の中で、EHangが最初だったんだよ。
どこで使われる予定?
小雪ちゃん:
すでに中国の広州市や海南省、UAE(ドバイ)などで試験運航が始まってて、
都市観光・緊急搬送・山岳地帯の移動などで活躍を目指してるの。
柴くん:
観光で乗れるなら、ちょっと乗ってみたいかも…
他社と何が違うの?
企業名 | 国 | 特徴 |
---|---|---|
EHang | 中国 | 世界初の型式認証+完全自動運転 |
Joby Aviation | アメリカ | パイロット付きで距離が長い |
Volocopter | ドイツ | 都市型エアタクシーに特化 |
XPeng AeroHT | 中国 | 空と地上を切り替えできるタイプも開発 |
小雪ちゃん:
EHangは「操縦士いない=コスト安い+自動化できる」って点で強みがあるんだよ。
売上や会社の規模は?
小雪ちゃん:
EHangの2024年の売上はまだ発展段階で、**約4億人民元(約80億円)**くらい。
でも、政府や企業からの注文も増えてて、これから一気に伸びる可能性がある会社だよ📈
柴くん:
まだまだこれからって感じなんだね。でも、世界一早く認められたってすごいな〜。
まとめ:EHangが描く未来の移動とは?
柴くん:
自動運転で空を飛ぶなんて…SFの世界すぎる!
小雪ちゃん:
でも、EHangはその未来を「今」にしようとしてるの。
通勤や観光だけじゃなくて、災害支援や救急医療にも使えるように開発が進んでるんだよ🚑🌩️
柴くん:
なるほど…いつか「ドローンタクシーで学校行きます」って時代が来るかもね✈️
小雪ちゃん:
そのときは、EHangの名前を思い出してね!
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