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🏢第115回 LeEco(樂視)

中国の会社
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― 読み方は「ルーシー」!スマホも動画も手がけた異色ブランド ―


1|LeEcoってどう読むの?

柴くん:
小雪ちゃん、「LeEco」ってレエコって読むの?なんか聞いたことない名前…

小雪ちゃん:
読み方は「ルーシー」って読むよ!中国語では「樂視(Lèshì)」、英語表記では「LeEco」って書くの。
もともとは動画配信サービスの会社だったんだけど、いろんな分野に手を広げて話題になった企業なんだ。


2|はじまりは「中国版Netflix」だった!

柴くん:
えっ、動画が最初なんだ?

小雪ちゃん:
そう!2004年に創業して、「樂視網(LeTV)」っていう動画配信プラットフォームを運営してたの。
いまで言う中国版Netflixだね。自社でドラマや映画も作ってて、すごく人気だったんだよ📺

柴くん:
すごいじゃん、それ!

小雪ちゃん:
そこから「スマホも作る!」「テレビも作る!」「電気自動車もいける!」って、どんどん拡大していったの。


3|LeEcoスマホの特徴は?

柴くん:
スマホも出してたんだ!どんな感じ?

小雪ちゃん:
LeEcoのスマホは「Le 1」「Le Max」みたいな名前で、**高性能でスタイリッシュなのに安い!**って話題になったよ。
あと、「ヘッドホン端子なしスマホ」を世界で最初に出したって言われてるんだ。

柴くん:
えっ、それってiPhoneより前ってこと!?

小雪ちゃん:
うん、iPhoneがイヤホンジャックをなくす前に、LeEcoがすでにやってたの。
ある意味、時代の最先端を行ってたとも言えるかもね✨


4|電気自動車にも手を出した…でも?

柴くん:
動画にスマホに…って、電気自動車までやったの?

小雪ちゃん:
そう!「Faraday Future(ファラデー・フューチャー)」っていう会社と提携して、EV業界にも参入したの。
でもね、さすがに広げすぎて…資金繰りが悪化→倒産危機になっちゃった。

柴くん:
うわ、それめっちゃありがちなやつ…。

小雪ちゃん:
“爆速で拡大したぶん、爆速でつまずいた”って感じだね。
CEOの賈躍亭(ジャ・ユエティン)も話題になったけど、今はアメリカに移ってEVを続けてるよ。


5|今はどうなってるの?

柴くん:
じゃあLeEcoって、もうなくなったの?

小雪ちゃん:
完全には消えてないけど、以前のような勢いはまったくないよ
動画サービスの「樂視視頻」は細々と続いてて、スマホ事業も事実上ストップしてる。

柴くん:
なんか、すごいジェットコースターみたいな会社だね。

小雪ちゃん:
ほんとにね。でも一時期は、「中国のアップル+Netflix+テスラを一社でやる!」っていうくらい野心的だったんだ。


6|まとめ:“夢見た未来”に挑んだ、伝説の企業

柴くん:
LeEcoって、やろうとしてたことはめちゃ面白いよね。

小雪ちゃん:
うん。「全部つなげたエコシステムで未来を変える」っていう、IT企業の理想型を一気にやろうとしたんだ。
それが現実に追いつけなかったけど、中国IT業界の伝説のひとつにはなってるよ。

柴くん:
ちょっとアニメのラスボス企業っぽい…!でもロマンはあるね。

小雪ちゃん:
「一瞬だけ世界をリードした」っていう存在、記憶には残るよね✨


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