― 5G基地局の裏側を支える、中国発の通信インフラ企業―
1|Comba Telecomはどんなことをしている会社?
柴くん:
「Comba Telecom(コンバ・テレコム)」って、名前だけ聞くと携帯電話の会社っぽいけど、何をしてる会社なの?
小雪ちゃん:
Comba Telecomは、中国・広東省に本社がある通信インフラの専門企業だよ。
スマホやネットの通信に必要な基地局用のアンテナや中継装置を作っていて、中国語名では「京信通信(ジンシン・トンシン)」って言うの。
柴くん:
つまり、スマホの電波を飛ばす“基地局の中身”をつくってるってこと?
小雪ちゃん:
そう!たとえば街なかのビルの屋上にあるアンテナとか、地下鉄やスタジアムの電波設備とか、そういう“目立たないけど重要な場所”を支える機器を作っているんだよ。
2|自分ではキャリアじゃないの?
柴くん:
でも「Telecom」って名前がついてるし、スマホの会社じゃないの?
小雪ちゃん:
ううん、キャリア(通信サービスを提供する会社)じゃなくて、そのキャリアに設備を提供する側なんだよ。
中国だったらChina Mobile(中国移動)やChina Telecom(中国電信)、他にもいろんな国の通信会社に、Combaの機器が使われているの。
柴くん:
日本でいうと、ドコモやKDDIに部品を売ってる会社みたいなイメージ?
小雪ちゃん:
そうだね。たとえば日本のアンリツとか住友電工みたいな感じかな。
3|どんな製品を作っているの?
柴くん:
基地局って、どんなパーツがあるの?
小雪ちゃん:
たとえば:
- 屋外用・屋内用の5G/4Gアンテナ
- **中継器(リピーター)**で電波を遠くに飛ばす装置
- **DAS(分散アンテナシステム)**でビルや地下鉄内の通信を安定化
- 通信エリアを“見える化”するネットワーク最適化ツール
柴くん:
あっ、地下鉄とかでスマホが普通につながるのって、こういう機器のおかげなんだね。
小雪ちゃん:
その通り。Combaは「電波が届きにくい場所」をちゃんとカバーできる技術に強いんだよ。
4|世界中で使われている
柴くん:
中国だけじゃなくて、他の国でも使われてるの?
小雪ちゃん:
うん、100カ国以上に輸出していて、アジア・ヨーロッパ・中東・南米・アフリカなど、世界中で使われてるよ。
とくに発展途上国では「ファーウェイよりコスパがいい」ってことで採用されることも多いの。
柴くん:
なるほど。安くてしっかりしてるって、国のインフラにはぴったりなんだね。
5|5G時代の立役者?
柴くん:
最近よく聞く5Gとも関係あるの?
小雪ちゃん:
大いに関係あるよ!5Gになると基地局の数もぐっと増えるし、カバーする場所も細かくなるから、Combaみたいな中継やアンテナ専門の企業の出番が増えてるの。
柴くん:
たしかに、動画がサクサク見られるのもこういう企業のおかげなんだな。
小雪ちゃん:
うん。「基地局の裏方」として、5G・IoT・スマートシティを支える立役者って言われているよ。
6|まとめ:スマホ社会を下支えする、通信インフラの職人企業
柴くん:
Comba Telecomって、まさに“スマホ社会の影のサポーター”って感じの会社なんだね。
小雪ちゃん:
そう。目立たないけど、電波がつながる日常を支えている通信インフラの職人集団なんだ。
スマホがある生活って、こういう企業のおかげで成り立ってるんだよ。
柴くん:
スマホで調べものができたり、友だちと話せたりするのも、こういう会社が見えないところで動いてるからなんだね。
小雪ちゃん:
うん。次に電波がつながったときは、ちょっとCombaのことを思い出してもいいかもね📶
コメント