🏢第２２９回　Tencent Classroom（騰訊課堂）

― テック大手テンセントが作る「もうひとつの学校」

柴くん：「小雪ちゃん、“騰訊課堂（テンセント・クラスルーム）”って、学校の名前？」
小雪ちゃん：「ちょっと違うよ✨ それは**テンセント（Tencent）**が運営してる“オンライン授業プラットフォーム”なんだ！」

2014年にスタートしたTencent Classroomは、
“スマホひとつで学べる学校”を目指して作られたサービス。

🎧 いわば「YouTube＋Udemy＋学校」を合体させたような存在！

ジャンルはなんと 20万以上の講座！
高校生から社会人まで、誰でも好きな講座を受けられる📚

柴くん：「つまり“何でも学べるアプリ版大学”ってこと？」
小雪ちゃん：「そうそう！先生も企業もクリエイターも参加できるんだ✨」

テンセントの強みは、WeChat（中国版LINE）との連携📱
授業の通知や課題提出も、チャット感覚でできちゃう。

さらに、

全部アプリ上で完結✨

小雪ちゃん：「ZoomとGoogle Classroomをミックスしたような仕組みなんだ💡」

2024年時点で――

世界最大級のオンライン学習プラットフォームに成長🌏

柴くん：「4億人って…それもう“国”だよ！」
小雪ちゃん：「ほんと（笑）“教育国家テンセント”だね📚」

テンセントはAI技術にも強くて、
授業データをもとに「学習の癖」や「理解スピード」を自動で分析。

たとえば👇

小雪ちゃん：「つまり、AIが“自分専属のチューター”みたいに学習をサポートしてくれるんだよ！」
柴くん：「未来の塾って感じだね✨」

2020年、新型コロナの影響で全国の学校がオンライン授業へ。
Tencent Classroomは、中国政府の**「国家級学習支援プラットフォーム」**として採用され、
小中高の授業を全国へ無料配信したんだ。

一時期は同時アクセスが1,000万人を超えたらしい😳

柴くん：「まるで“全国同時授業”だね！」
小雪ちゃん：「そう✨ 日本で言うと“文科省公認のYouTube学校”みたいな感じかな。」

Tencent Classroomは、

最近は「職業スキル教育」や「AIリテラシー講座」も強化中。

小雪ちゃん：「学校だけじゃなく、社会人の“学び直し”にも人気なんだよ！」

柴くん：「日本より圧倒的に規模が大きいね！」
小雪ちゃん：「うん、しかも“テンセントの技術力”が教育にも使われてるんだ💡」

「人人皆学，处处能学，时时可学。」
(Rénrén jiē xué, chùchù néng xué, shíshí kě xué.)
「誰もが、どこでも、いつでも学べる。」

これはTencent Educationのスローガン。
学びを“教室から社会へ”広げるのが目標なんだ✨

今後は、

など、**「24時間学べる世界」**を作ろうとしている📚