🏢第２４６回　李錦記（Lee Kum Kee）

― 1滴のソースが世界を変えた。“オイスターソースの生みの親”

柴くん：「小雪ちゃん、冷蔵庫に“李錦記”って書いてる瓶、うちにもあるんだけど…」
小雪ちゃん：「それ、超有名ブランドだよ！✨
オイスターソースとか甜麺醤で知られる**李錦記（リキンキ）**は、
世界でいちばん有名な“中華調味料メーカー”なんだ！」

柴くん：「へぇ〜、どんな会社なの？」
小雪ちゃん：「始まりは1888年。
創業者の**李錦裳（リー・キムシャン）**さんが香港の近く、広東省で小さな食堂をしてたの🍲」

小雪ちゃん：「ある日、スープを作ってたら火を止め忘れて、
貝の煮汁がドロッと濃くなっちゃった💦
でも味見したら“めっちゃうまい！”
それがオイスターソースの誕生✨」

柴くん：「え、まさかの“うっかりミス”から！？🤣」
小雪ちゃん：「そう、まさに“神のミス”だね😂」

小雪ちゃん：「牡蠣を煮詰めて旨味を凝縮した調味料。
中華料理のコクと深みは、だいたいコレのおかげなんだよ🍳」

柴くん：「うちの親も“中華の隠し味はリキンキ”って言ってたなぁ」

小雪ちゃん：「李錦記は今や、香港発で100か国以上に輸出されてる🌏
“中華の味を世界に”ってコンセプトで、ロンドン・ロサンゼルス・シンガポールにも拠点があるよ！」

小雪ちゃん：「スーパーでも見たことあるでしょ？定番はこれ✨」

柴くん：「名前だけでお腹すくね😂」
小雪ちゃん：「しかも全部、“家庭でもプロの味”になるように作られてるんだよ🍳」

柴くん：「どうしてそんなに世界で有名になったの？」
小雪ちゃん：「ポイントは品質と信頼。
創業から130年以上、“一滴たりとも手を抜かない”って理念で続けてるの✨」

「一滴入魂」
(Yī dī rù hún)
「一滴に魂を込める」

小雪ちゃん：「しかも、世界の有名中華レストランにはほぼリキンキが置いてある！
日本だとホテルの中華厨房でも常連ブランドだよ🏨」

柴くん：「130年も続くって、すごいね」
小雪ちゃん：「そう！しかも今も李さん一家が経営してるんだよ👨‍👩‍👧‍👦
今の当主は4代目の**李文達（Lee Man Tat）**さんの家系で、
“ファミリー企業でここまでグローバル展開”は珍しい✨」

柴くん：「日本でもよく見るけど、いつから入ってきたの？」
小雪ちゃん：「1970年代から輸入が始まって、
今ではスーパーでもAmazonでも買える定番ブランド🌸
日本版パッケージもあって、“中華料理初心者でも使いやすい”って人気だよ！」

柴くん：「なるほど、李錦記は“プロも認める味”、
老干妈は“家庭の味”って感じか！」
小雪ちゃん：「そう✨ どっちも“中華の顔”なんだよね！」

「做酱如做人，诚实最贵。」
(Zuò jiàng rú zuò rén, chéngshí zuì guì.)
「ソース作りは人づくり。誠実がいちばんの価値だ。」

小雪ちゃん：「この言葉、すごく好き。
リキンキのソースって、ただ美味しいだけじゃなくて“真面目な味”がするんだよ。」
柴くん：「うん、料理する人を信頼してる感じがするね🍳」