― 「荷物版Uber」が変えた、中国の街角と物流のカタチ ―
1|街で見かける「オレンジ」の正体
柴くん: 「ねぇ小雪ちゃん。中国の動画を見ていると、オレンジ色の派手なトラックがよく映るよね。あれって何のブランドなの?」
小雪ちゃん: 「あ、それは Lalamove(貨拉拉/フォララ) だね!一言でいうと、**『荷物版のUber』**だよ。スマホひとつで、トラックを呼べるサービスなの✨」
柴くん: 「荷物版のUber? タクシーみたいにトラックを呼べるってこと?」
小雪ちゃん: 「そう! 大きな荷物を運びたい人と、トラックの運転手さんをマッチングしてくれるの。中国の都市部では、もはや『見ない日はない』くらいのインフラなんだよ」
2|プロポーカー経営者が「全賭け」した!?
柴くん: 「そんな便利なサービス、どんな人が作ったんだろう。やっぱり物流のプロなのかな?」
小雪ちゃん: 「それが意外な経歴なの。創業者の 周勝馥(シャウ・シンフー) さんは、なんと元々プロのポーカープレイヤーだったんだよ!🃏」
柴くん: 「えっ、ポーカー!? プロの勝負師だったの?」
小雪ちゃん: 「そうなの。スタンフォード大学卒の超エリートなんだけどね。マカオのポーカーで数億円稼いだっていう伝説があるのよ。その資金を元手に、物流という巨大市場に『全賭け(オールイン)』して、2013年に香港で創業したんだって」
3|驚異の売上高!「2,500億円」の巨大ビジネス
柴くん: 「ポーカーの勝ち金で起業なんて、ドラマみたいだね。で、今はどれくらいの規模になっているの?」
小雪ちゃん: 「実績もすごいのよ。Lalamoveの2024年の売上高は、約15.9億ドル(日本円で約2,500億円!)。しかも最新のデータでも、前年比で約18%も伸びているの💰」
柴くん: 「に、2,500億円!? 荷物を運ぶだけでそんなに大きくなるんだ……」
小雪ちゃん: 「もともとは赤字が続いていたんだけど、2023年頃からはしっかり利益が出る体質になったの。今は香港での上場も目指している、世界注目のテック企業なんだよ」 ※1ドル=157円換算
4|ライバルはどこ? 中国物流の「三國志」
柴くん: 「それだけ儲かっているなら、他にも似たようなサービスはありそうだね」
小雪ちゃん: 「いいところに気づいたね! 中国の物流マッチング市場は、今まさに**『三大勢力』**が激突している状態なの。まずは Full Truck Alliance(満幇)。ここは長距離の大型トラックに強い巨人だよ」
柴くん: 「都市をまたいで遠くまで運ぶなら、そこが強いんだね」
小雪ちゃん: 「そう。そしてもう一社は DiDi Freight(滴滴貨運)。あのタクシー配車の『DiDi』が展開するサービスで、圧倒的なユーザー数が武器なの。でも、街中のシェアはやっぱりLalamoveが6割以上で、断トツの王者なんだよ🔥」
5|「不透明な交渉」を「アプリ」で解決
柴くん: 「でも、昔からトラックの運送屋さんってあったよね? 何がそんなに画期的だったの?」
小雪ちゃん: 「昔の中国では、電柱のチラシを見て電話したり、街角で運転手さんと直接交渉したりしてたの。値段は言い値でバラバラだし、トラブルも多かったんだよ」
柴くん: 「それはちょっと怖いし、不便だね……」
小雪ちゃん: 「そこをLalamoveは、**『アプリでポチるだけ』『明朗会計』『GPSで追跡』**という安心感を持ち込んだの。これって、ポーカーで培った『確率と論理』の考え方が活きているのかもね💡」
6|世界へ広がるオレンジの輪
柴くん: 「このサービス、中国以外でも使えるの?」
小雪ちゃん: 「もちろん! 香港、台湾、東南アジア、さらにはブラジルやメキシコまで進出しているの。世界中でオレンジのトラックが走っているんだよ🌏」
柴くん: 「すごいな。もはや世界のインフラになりつつあるんだね」
小雪ちゃん: 「最近は電気自動車(EV)のトラックを導入したり、AIでルートを最適化したり、中身はゴリゴリの最新テック企業なんだよ!✨」
7|柴くんのまとめ
柴くん: 「元ポーカー選手が作ったオレンジ色のトラックが、2,500億円も動かして世界中の荷物を運んでいるなんて驚きだなぁ。ぼくもいつか大きな荷物を運ぶ時は、Lalamoveを思い出してみるよ!🐾」
小雪ちゃん: 「そうだね! どこかでオレンジのトラックを見かけたら、『あ、あれがポーカー王者の作った会社だ!』って思い出してみてね!🚚✨」


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