──“中国の青春カルチャー”を動かす動画プラットフォーム
1. ビリビリって、名前がかわいいけど…
柴くん:小雪ちゃん、「ビリビリ動画」って名前、かわいいけどどんなサイトなの?
小雪ちゃん:正式にはBilibili(哔哩哔哩)って言って、中国では「哔站(ビーちゃん)」の愛称でも呼ばれてるよ。
もともとはアニメ・ゲーム・オタク文化の聖地としてスタートした動画サイトなんだ。
柴くん:へぇ、YouTubeっぽいけど“アニメ特化”なのか。
小雪ちゃん:そう!2009年に誕生して、最初は「ニコニコ動画のファンサイト」みたいな立ち位置。
コメントが画面を流れる「弾幕(だんまく)コメント」の仕組みも、ニコ動の影響なんだよ。
柴くん:やっぱりニコ動のDNAあったんだ(笑)
2. ユーザー層は“青春ど真ん中”
柴くん:今はどんな人が使ってるの?
小雪ちゃん:ユーザーの中心は10代〜20代の若者。
特に大学生の利用率が高くて、2024年時点では月間アクティブユーザー約3億人!
柴くん:3億!? 日本の人口の2倍以上!
小雪ちゃん:うん、しかもただの視聴じゃなくて、**「コメント文化」や「クリエイター育成」**でファンを囲ってるの。
日本のYouTubeと違って、“コメントで一緒に盛り上がる空間”が強い。
柴くん:つまり「動画SNS+文化祭」みたいな感じか。
小雪ちゃん:そうそう!例えるなら、**“アニメ好きの文化祭が365日続いてる”**って感じ(笑)
3. サービスの特徴:「弾幕」と「ACG」
柴くん:「弾幕コメント」って実際どんなの?
小雪ちゃん:動画の上にコメントが横に流れていくやつだよ。
たとえばアニメの名シーンで「うおおおお!」とか「尊い!!」とか。
視聴者のリアルタイム反応が画面いっぱいに広がるの。
柴くん:それ、うるさいけどめっちゃ楽しいやつ(笑)
小雪ちゃん:ビリビリはそれを「文化」にまで育てちゃった。
アニメ・コミック・ゲームの頭文字を取って「ACG文化」って呼ばれてるよ。
このACGが、今では中国の若者カルチャーの中心になってる。
4. 売上とビジネスモデル
柴くん:あれ、動画サイトってどうやってお金稼いでるの?
小雪ちゃん:Bilibiliの年間売上は**約4,000億円(2024年)**くらい。
内訳はね——
- 広告:3割
- ゲーム:4割(特にスマホゲーム)
- 課金&有料会員:2割
- EC・ライブ配信:残り
柴くん:ゲームが一番デカいんだ。
小雪ちゃん:うん、ビリビリって実は“動画サイト×ゲーム配信会社”。
「原神」とか「アークナイツ」みたいな人気タイトルともコラボしてる。
5. 他社との違い(YouTube・ニコ動・Abema)
柴くん:YouTubeとかニコ動と比べると?
小雪ちゃん:ざっくりこんな感じ👇
| サイト名 | 国 | 特徴 | 売上規模(2024年) |
|---|---|---|---|
| YouTube | 🇺🇸 | 世界最大。誰でも投稿可、広告中心。 | 約4兆円(Google内) |
| ニコニコ動画 | 🇯🇵 | コメント文化の元祖。少数ファンが濃い。 | 数百億円規模 |
| Abema | 🇯🇵 | 放送型+無料番組。ニュースやドラマが強い。 | 約900億円 |
| Bilibili | 🇨🇳 | 弾幕コメント+若者コミュニティ。ゲームが強い。 | 約4,000億円 |
柴くん:こう見ると、ビリビリって「エンタメ全方位型」だね。
小雪ちゃん:そう、「アニメ・音楽・eスポーツ・学習動画」まで何でもある。
最近では大学講義や科学解説動画も人気で、YouTubeの「教育系チャンネル」に近い流れも出てるよ。
6. ちょっと変わった“入会試験”!?
柴くん:そういえば、「ビリビリの会員試験」って聞いたことある!あれ何?
小雪ちゃん:それね、昔はコメント機能を使うために“入会試験”があったんだよ(笑)
アニメやマナーに関する選択問題が100問くらいあって、正答率60%以上じゃないとコメントできなかった。
柴くん:まさかの“アニメ検定”!?
小雪ちゃん:そう(笑)。でもそれが逆に「ファンの質が高い」って評判になったんだ。
今は少し緩くなったけど、**“文化を守る仕組み”**として有名だったよ。
7. 日本との関係
柴くん:日本ともつながりあるの?
小雪ちゃん:めっちゃある!
- 日本アニメの公式配信(鬼滅、呪術、進撃など)
- 日本のアーティストやVTuberのライブ配信
- アニメ制作への出資もしてて、「進撃の巨人」や「リコリス・リコイル」にも関わったことあるの。
柴くん:え、それもう“日中アニメ同盟”じゃん(笑)
小雪ちゃん:まさにそう。Bilibiliは「日本のアニメ文化を中国の若者に広めた橋渡し役」なんだ。
8. 未来のビリビリ
柴くん:これからのビリビリってどうなるの?
小雪ちゃん:2025年以降は、AI動画生成・教育・ライブ配信が柱になりそう。
最近はAIが作ったVTuberや合成声優も増えてて、
“ユーザーとAIが一緒に作る動画文化”がテーマになってる。
柴くん:AIも“弾幕”でいじられる未来が来るのか(笑)
小雪ちゃん:そうかも(笑)。でもその“参加型カルチャー”が、Bilibiliの本質だね。
9. 小雪ちゃんのまとめ
小雪ちゃん:まとめると——
- Bilibiliは中国版YouTube+ニコ動の進化系!
- 売上は約4,000億円、ユーザーは3億人超!
- コメント文化とアニメ愛で若者の心をつかむ。
- 日本アニメの公式配信や制作参加も活発。
- これからはAIと共に作る動画時代へ。
柴くん:アニメとコメントで世界をつなぐとか、めっちゃロマンあるなぁ。
小雪ちゃん:うん。まさに“青春が流れるサイト”って感じ。
弾幕の向こうに、誰かの「好き」がちゃんといるんだよ✨
📚 中国企業をもっと深く知る
- 🏢 中国の会社シリーズ — 注目企業の成長ストーリー
- 🌟 中国の経営者シリーズ — 起業家・経営者の哲学
- 📊 2026年版おすすめ中国株
- 🌟 中国株のはじめ方|初心者向け完全ガイド


コメント