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🏢第212回 JAKA Robotics(節卡機器人)

中国の会社
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──人とロボットが「仲間」になる未来へ


1. 「節カード」って、カード会社じゃないの?

柴くん:ねぇ小雪ちゃん、「節卡(ジェーカ)」って名前、なんかカードゲームみたいじゃない?😂
小雪ちゃん:あはは、たしかに(笑)
でも本当は英語で「JAKA = Just Always Keep Amazing」――
つまり「いつも驚きを生み出し続ける」って意味なんだよ✨

柴くん:おお、ポジティブでいい名前!
小雪ちゃん:でしょ?
そんな社名にぴったりの企業、それがJAKA Robotics(節卡機器人)
2014年に中国・上海で誕生した、“協働ロボット(人と一緒に働くロボット)”専門企業なんだ🤖


2. 若き創業者・李明洋(Li Mingyang)

小雪ちゃん:JAKAを立ち上げたのは**李明洋(リー・ミンヤン)**さん。
上海交通大学出身で、もともとはエンジニア。
でも、彼の頭の中にあったのは技術の話より、
**「ロボットと人が同じ空間で助け合える世界を作りたい」**という夢だったの🌍✨

柴くん:助け合う? なんかロボットに優しいね(笑)
小雪ちゃん:うん。でも彼にとって“ロボット”は敵でも道具でもなくて、**「仲間」**なんだ。
彼の言葉を聞いてみて👇

「人工智能不是取代人类,而是放大人类。」
(Réngōng zhìnéng bú shì qǔdài rénlèi, ér shì fàngdà rénlèi.)
「AIは人を置き換えるものではなく、人の力を拡張するものだ。」

柴くん:わぁ…なんかカッコいいし優しい!
小雪ちゃん:そうなの。
だからJAKAのロボットって、みんな“人と一緒に働く”前提で設計されてるんだ🤝


3. 技術の要(かなめ)・李華(Li Hua)

小雪ちゃん:そしてもう1人のキーパーソンが**李華(リー・ホワ)さん。
彼は
ABB(スイスの大手ロボット会社)**で働いていたエンジニアで、
制御システムのプロフェッショナル✨

2014年、李明洋の理念に共感して一緒に起業。
「夢を語る人(李明洋)」と「それを形にする人(李華)」――
この2人のタッグでJAKAが生まれたんだ💪

柴くん:まるで“ロボット界のライト兄弟”だね!
小雪ちゃん:そうそう(笑)
実際、李華さんが開発した制御技術は世界レベル
JAKAのロボットは±0.02mmの精度で動けるんだよ⚙️


4. “協働ロボット”ってどんなもの?

柴くん:そもそも協働ロボットって何?
小雪ちゃん:簡単に言うと、「人と一緒に作業できるロボット」のこと。

普通のロボットは危ないから柵の中で作業するけど、
協働ロボットは人が横にいても安全
ぶつかりそうになると自動で停止して、AIが安全距離を学習するんだ🧠✨

柴くん:それ、めちゃ未来じゃん。
小雪ちゃん:しかも操作が簡単!
JAKAのロボットはプログラムを書かなくても、
タブレットでなぞるだけで動かせるんだ📱

柴くん:え、ロボット界のiPhone!?
小雪ちゃん:まさに(笑)
李華さんは「誰でも使えるロボット」を目指してたの。


5. 「Zuシリーズ」=家族のような仲間

小雪ちゃん:JAKAの代表作が**「Zuシリーズ」**。
“Zu(族)”は中国語で“家族”の意味💡
つまり、“人とロボットが一つのチームになる”という願いがこもってるの✨

モデル重量最大可搬荷重用途
Zu 312kg3kg教育・軽作業
Zu 722kg7kg組立・検査
Zu 1241kg12kg自動車部品
Zu 1863kg18kg物流・重作業

柴くん:全部“族”なんだ。ほんとに家族みたいだね。
小雪ちゃん:そう!
JAKAのロボットは“鉄の家族”なんだよ🤖❤️


6. 李華の哲学:ロボットに「理解」を教える

「机器的智能不在算法,而在理解。」
(Jīqì de zhìnéng bù zài suànfǎ, ér zài lǐjiě.)
「機械の知能とは、計算ではなく“理解”にある。」

柴くん:おお…深い。
小雪ちゃん:彼の考えはね、AIは“命令で動くもの”じゃなく、
“人を理解して寄り添う存在”
たとえば工場で作業員が疲れてるとき、
ロボットがペースを自動調整したり、危険を予測してブレーキをかけるんだ✨

柴くん:まるで“気のきく同僚”みたい!
小雪ちゃん:そう、それがJAKAの目指す「協働」💛


7. 世界に広がるJAKA

小雪ちゃん:いまJAKAは世界60カ国以上で使われてる🌏

地域活動内容
🇨🇳 中国自動車・電子・食品工場で導入
🇯🇵 日本教育・物流ロボットで普及中(JAKA Japan設立)
🇩🇪 ドイツSiemensと提携、EU展示会で注目
🇺🇸 アメリカAIロボット博で話題に
🇮🇳 インド組立工場・スタートアップ支援

2024年にはアリババ系VCから200億円超の出資を受けて、
世界展開を加速中🚀

柴くん:アリババも出資してるの!?
小雪ちゃん:うん、中国の「スマート製造エコシステム」の一員なんだ✨


8. 名言:李明洋のビジョン

「每个人身边都有一台协作机器人。」
(Měi gè rén shēnbiān dōu yǒu yī tái xiézuò jīqìrén.)
「すべての人のそばに、1台の協働ロボットを。」

柴くん:つまり、将来は家にもロボットがいる時代?
小雪ちゃん:そう!
掃除や介護、勉強サポートまで、
ロボットが“家族の一員”になる未来を目指してるの💙


9. 世界のライバルたち

企業名特徴
JAKA Robotics🇨🇳 中国人と共に働く・低コスト・直感操作
Universal Robots🇩🇰 デンマーク世界シェアNo.1、高精度制御
Fanuc CRX🇯🇵 日本高信頼性・産業用強し
Doosan Robotics🇰🇷 韓国感覚センサーが優秀
AUBO Robotics🇨🇳 中国教育向け・安価モデル

柴くん:こう見ると、もう完全に“世界戦”だね!
小雪ちゃん:そう。JAKAはアジア勢の中でも最も速く世界進出してる✨


10. ふたりのリーダーが描く未来

小雪ちゃん:JAKAには、2人の異なるリーダーがいるの。

役割名前特徴
創業者・CEO李明洋(Li Mingyang)理想を描くビジョナリー。ロボットと人の共生を信じる。
CTO・共同創業者李華(Li Hua)技術の天才。AI制御で“ロボットに理解を与える”。

柴くん:ビジョンと技術のコンビ、完璧じゃん✨
小雪ちゃん:うん、まさに“理想と現実をつなぐコンビ”。
だからこそJAKAは“鉄の家族”を世界に広げられたんだね🤖🌍


11. おまけトーク

柴くん:もし僕の家にJAKAロボットが来たら、まずゲームの手伝いしてほしいな🎮
小雪ちゃん:いや、それ仕事じゃないでしょ(笑)
でもそのうち、宿題サポートとか料理手伝いもできるかもよ✨
柴くん:うわ、それ超便利! てかもう“家庭教師+家事ロボ”じゃん。
小雪ちゃん:そう、それがまさに李明洋の描く未来なんだよ💛


12. まとめ

  • **JAKA Robotics(節卡機器人)**は、2014年上海発の協働ロボットメーカー。
  • 創業者は李明洋、技術リーダーは李華
  • 2人の哲学:「AIは人を置き換えるのではなく、人を拡張する」。
  • 世界60カ国以上に進出、アリババなど大手が出資。
  • 目標は「すべての人のそばに1台のロボットを」。

柴くん:なんか“鉄腕アトム”が現実になってる感じだね。
小雪ちゃん:うん。しかもアトムはひとりだけど、
JAKAは“みんなのそばにいるロボット”を作ろうとしてるの✨

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