〜アリババ創業者が世界を変えた理由〜
1. アリババってどんな会社?
柴くん:
小雪ちゃん、中国の「アリババ」ってよく聞くけど、実際どういう会社なの?
小雪ちゃん:
アリババはね、中国版の楽天とAmazonを合体させたような会社だよ。
BtoB(企業間取引)から始まって、今はネット通販・電子決済・物流・クラウド・動画など何でもやってるITグループ!
柴くん:
へぇ…じゃあ相当でかいんだね。
それを作ったのが、ジャック・マーなんだ?
小雪ちゃん:
そう!彼の本名は馬雲(マ・ユン)。世界のビジネス界を驚かせた、中国の代表的起業家だよ✨
2. 「落ちこぼれ」だった少年時代
柴くん:
やっぱりすごい天才だったの?
小雪ちゃん:
意外かもしれないけど、全然そんなことないの!
大学入試は3回落ちてるし、数学はからっきしダメだった。
柴くん:
えっ、そうなの!?じゃあ、なにが得意だったの?
小雪ちゃん:
英語が大好きだったの!
小学生のときから毎朝、外国人観光客を無料で案内することで英語を覚えていったんだよ。
柴くん:
すご…無料で案内!?なんでそんなことを?
小雪ちゃん:
彼はね、「将来、外の世界に出るには英語が必要だ」って思ってたの。
その努力が後で、すごく大きな武器になるんだ。
3. アメリカで“インターネット”と出会う
柴くん:
それでどうして起業することになったの?
小雪ちゃん:
1995年、彼は中国企業の通訳としてアメリカに行って、
初めてインターネットに触れたんだよ。
柴くん:
えっ、それまでネット使ったことなかったの!?
小雪ちゃん:
うん、あの頃の中国では、一般人がネットを見るなんてほとんどなかったの。
彼はすぐに気づいたの。「中国の情報がまったくない!」って。
柴くん:
なるほど、それで「ネットで中国を世界とつなごう」って思ったわけか。
小雪ちゃん:
そう!そのとき彼が検索したのが“ビール”だったんだって(笑)
「アメリカのビール、ドイツのビールは出てくるのに、中国のビールは出てこない…!」って驚いたんだよ。
4. アリババはアパートから始まった
柴くん:
でもネットに詳しくなかったんでしょ?どうやって始めたの?
小雪ちゃん:
知識はゼロ。でも情熱は100!
1999年、自宅アパートに17人の仲間を集めて、アリババを設立したの。
柴くん:
へぇ…なんか文化祭前日の集まりみたいだね(笑)
小雪ちゃん:
そんな感じだよ!最初はお金もないし、パソコンも古くてボロボロ。
でも彼には「世界中の中小企業を助けたい」って強い思いがあった。
柴くん:
それがあの巨大企業のはじまりなんだね。
5. ジャック・マーの名言
小雪ちゃん:
ジャック・マーの言葉って、すごく力をくれるんだよ。
たとえばこの言葉——
“今天很残酷,明天更残酷,但后天很美好。”
「今日はとても残酷だ。明日はもっと残酷だ。でも、あさっては素晴らしい。」
柴くん:
うわ、それ…なんか胸に刺さる。
途中でやめたら、“あさって”にたどり着けないんだね。
小雪ちゃん:
そう!だから「あきらめないことが、最大の才能」ってよく言ってるよ。
6. 日本とのつながり
柴くん:
日本ともつながりあるの?
小雪ちゃん:
もちろん!
アリババがまだ無名だったころに、ソフトバンクの孫正義さんが巨額出資してくれたの。
柴くん:
えっ!あの孫さんが!?
小雪ちゃん:
ジャック・マーがアリババの構想を話して、「たった6分」で孫さんは出資を決めたって有名なエピソードもあるよ。
柴くん:
なんだか、すごい縁だね…
7. 引退しても“教師”として未来へ
柴くん:
今はアリババの社長じゃないんだよね?
小雪ちゃん:
うん、2019年に引退して、今は教育活動や慈善活動をしてるよ。
ジャック・マーは元々英語教師だったから、「教育を通じて人を育てること」が夢なんだ。
柴くん:
教師から起業家になって、また教師に戻ったんだね。なんかカッコいいな…。
8. 僕たちでも、世界を変えられるかも
柴くん:
努力して、あきらめずに、自分の強みを見つければ、どんな出発点でも未来を変えられるんだね。
小雪ちゃん:
そうだよ。ジャック・マーが特別なのは、天才だったからじゃなくて、「人のために」っていう想いをずっと持ってたことなんだ。
柴くん:
よし、今日からおれも「明後日」を信じてせどりを頑張るぞー!
小雪ちゃん:
その意気だね、柴くん!🐾📘
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