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🏢第125回 Fourth Paradigm(第四范式)

中国の会社
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― 「AIを自動でつくる」を実現する、中国のAI開発エンジン!―


1|Fourth Paradigmはどんなことをしている会社?

柴くん:
「Fourth Paradigm」ってさ、読み方あってる?「フォース・パラダイム」?なんか難しそうな名前だね…。

小雪ちゃん:
正解!「Fourth(第4の)」+「Paradigm(パラダイム=考え方の枠組み)」で、“新しい時代のAIの枠組み”をつくろうって意味が込められてるんだよ。
中国語名は「第四范式(ディースーファンシー)」って言うの。

柴くん:
へぇ〜、なんか理系の研究所みたいな名前だけど、どんなことしてるの?

小雪ちゃん:
この会社は、中国・北京にあるAIプラットフォーム企業で、
特に「誰でもAIをつくれるようにする技術」に力を入れてるんだよ。

柴くん:
AIを…自動でつくる?

小雪ちゃん:
うん、キーワードは「AutoML(自動機械学習)」。
つまり、データを用意すれば専門知識がなくてもAIモデルが作れるようにするのが、Fourth Paradigmの強みなんだ。


2|AI開発の“めんどう”を自動化する

柴くん:
AIって、めっちゃむずかしそうなイメージなんだけど…

小雪ちゃん:
実際、ふつうは「データの前処理・モデル選び・学習・評価・調整」と、いろいろ工程が多いの。

柴くん:
なんかもう聞いてるだけで無理そう…笑

小雪ちゃん:
そこでFourth Paradigmは、それをぜんぶ自動でやってくれるツールを開発してるの。
企業が「データだけ準備すれば、あとはAIが勝手に学んでくれる」っていう夢みたいな仕組み!


3|どんな業界で使われてるの?

柴くん:
それって、どういうところで使われてるの?

小雪ちゃん:
たとえば、銀行での融資審査AI、保険会社の不正検知、病院の診断支援、工場の異常検知などなど。

柴くん:
AIをゼロから作れなくても、各業界で使えるってことか!

小雪ちゃん:
そう。Fourth Paradigmは「AIを作る人」を増やすんじゃなくて、AIを作れる“企業”を増やすっていうスタイルなんだよ。


4|中国の中でもかなり注目されている

柴くん:
中国ってAIスタートアップめっちゃあるけど、ここはどれくらいすごいの?

小雪ちゃん:
2023年には香港市場に上場して、企業評価額は**1,000億元(約2兆円)**クラスって言われてる。
それだけ、期待されてる会社なんだよ。

柴くん:
すごっ…!まさにAI界のユニコーンやな。

小雪ちゃん:
しかも創業メンバーは百度(バイドゥ)やMicrosoft出身の研究者たちで、技術的にもガチ勢揃い!


5|他のAI企業とのちがいは?

柴くん:
AI四天王とか、顔認識の企業もあるけど、それとはちがうの?

小雪ちゃん:
うん、ちがう方向性だね。
SenseTimeやMegviiは「AIを使って何かをする会社」だけど、Fourth Paradigmは「AIをつくる環境を提供する会社」なの。

柴くん:
たとえるなら?

小雪ちゃん:
「AIロボットを売る会社」じゃなくて、「AIロボットを誰でも組み立てられる道具箱を売ってる」って感じかな。


6|まとめ:AIを“誰でも使える”時代の立役者

柴くん:
Fourth Paradigmって、“AIそのもの”じゃなくて、“AIを作る仕組み”を広めてるってことなんやね。

小雪ちゃん:
うん。まさに「AIを民主化する会社」って呼ばれてて、これからどんな企業でもAIを活用できるようにするのが目標なんだって。

柴くん:
なんか地味に見えて、すごく未来に直結してる感じがするね!

小雪ちゃん:
そうなの。AIが当たり前になる時代には、Fourth Paradigmみたいな“影の開発エンジン”がますます重要になってくるはずだよ。

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