― 映画館から家庭用まで!レーザーで“映像革命”を起こす企業―
1|Appotronicsはどんなことをしている会社?
柴くん:
「Appotronics(アポトロニクス)」って、なんかアプリの会社かと思ったけど…ちがうの?
小雪ちゃん:
実は全然ちがうよ!Appotronicsは中国・深圳にあるレーザー映像技術に特化した企業なんだ。
中国語では「光峰科技(グアンフォン・コージー)」って言って、レーザー光源を使ったプロジェクターで有名なんだよ。
柴くん:
レーザーって、あの赤いビームみたいなやつ?
小雪ちゃん:
うん。でもこの場合はレーザー光を使って、映像を明るく・色鮮やかに映す技術のこと!
映画館や家庭用プロジェクター、教室の電子黒板まで、Appotronicsの技術が使われてるんだ。
2|自社開発の「ALPD技術」が強い
柴くん:
他のプロジェクターと何が違うの?
小雪ちゃん:
AppotronicsはALPD(Advanced Laser Phosphor Display)技術っていう、自社開発のレーザー光源技術を持っていて、
これがすごいの!
- 普通のLEDより何倍も明るい
- 色がすごく正確で深い
- 寿命が長くて省エネ
柴くん:
つまり、明るくてきれいで長持ちってことか!
小雪ちゃん:
そういうこと!だから、映画館の大型スクリーンでも採用されているんだよ。
3|映画館でも家庭でも使われている
柴くん:
映画館っていうと、TOHOシネマズみたいなところ?
小雪ちゃん:
中国では、「光峰ALPDプロジェクター」が使われている映画館が1万館以上あるんだって!
実は日本でも、一部の映画館でAppotronicsの技術が採用されているよ。
柴くん:
すごいな…まさか映画の映像の明るさに、そんな技術が隠れてるとは。
小雪ちゃん:
しかも、最近は**家庭用のレーザープロジェクター(いわゆる“おうち映画館”)**でも人気で、Xiaomi(シャオミ)などのブランドにも技術提供しているよ!
4|どれくらいの規模の会社なの?
柴くん:
中国ではけっこう大きな会社なの?
小雪ちゃん:
うん、2019年には中国・科創板(STAR市場)に上場していて、
レーザー映像分野では世界トップクラスの特許数を持ってる会社なんだよ。
柴くん:
なんかBtoCじゃなくて、BtoB(企業向け)メインって感じ?
小雪ちゃん:
まさにその通り。光源のコア技術をいろんなメーカーに供給する立場で、家庭用ブランドの裏側にいる“技術の黒子”って感じだね。
5|どんな企業と競ってるの?
柴くん:
ライバルっているの?
小雪ちゃん:
あるよ。たとえば:
- Barco(ベルギー):映画館向けプロジェクターの大手
- SonyやBenQ:高級家庭用プロジェクター分野
- Hisense(海信)やXGIMI(極米):中国の家庭用市場での競合
でもAppotronicsは「レーザー光源を自分で作ってる」ってところが他と違うんだよ。
柴くん:
つまり、“映す技術”の心臓部を握ってるってことだね!
6|まとめ:映像の未来を照らす、レーザー技術のプロ
柴くん:
Appotronicsって、自分ではテレビを売ってないのに、映像の世界でめちゃくちゃ重要な存在なんだね。
小雪ちゃん:
うん。表には出てこないけど、映画館・学校・家庭用のスクリーンをもっと明るく、もっと美しくするために、
レーザーという光の力で映像を変えていく会社なんだ。
柴くん:
まさに“光”の会社!なんか未来っぽくてワクワクするな。
小雪ちゃん:
これからもっと「テレビからプロジェクターへ」って流れが広がる中で、Appotronicsはますます存在感を増していきそうだね🌈🎬
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