街の“なんでも屋さん”アプリ、中国の暮らしを丸ごと変えた!
柴くん:
ねえ小雪ちゃん、「美団(メイトゥアン)」って、中国で人気って聞いたけど…実際どんな会社なの?
小雪ちゃん:
うん、美団はね、**「スマホ1つで、なんでもできるアプリ」**を作った会社だよ。
出前、ホテル予約、映画チケット、タクシー、買い物、旅のプランまで…ぜんぶ1つのアプリで完結!
柴くん:
楽天とLINEとUber Eatsが一緒になった感じ!?
小雪ちゃん:
そうそう!中国では“生活インフラって言われてるくらい頼られてるんだ。
1. 美団のすごさと、他社とのちがい
✅ 美団(Meituan)
- 創業年:2010年
- 創業者:王興(ワン・シン)
- 月間ユーザー数:約4.5億人
- 売上高(2024年):約4.6兆円
- サービス内容:
・フードデリバリー
・ホテル・宿泊予約
・映画・観光チケット
・タクシー・配車
・日用品・薬の宅配
🟡 他社との比較(2024年)
- アリババ(21兆円)…通販・金融系に強い(Amazonみたい)
- バイドゥ(2兆円)…検索エンジン&AI(Googleっぽい)
- DiDi(1兆円未満)…配車専門(Uberと同じ)
- 美団はこの中でも唯一、“暮らし全体を支えるアプリ”ってのが最大のちがい!
柴くん:
生活の“何でも屋さん”ってことか!中国の人がみんな使うのも納得だね〜。
2. 注文から配達まで、ぜんぶ自社で!
小雪ちゃん:
美団は配達までぜんぶ自前でやってるよ。
100万人以上の配達員を抱えてて、AIで最適ルートを計算。最短15分で到着なんてことも!
柴くん:
まじで?それってコンビニより早いじゃん。
小雪ちゃん:
しかも配達員用の休憩所や充電スポットも整ってて、
過酷になりすぎないように工夫されてるんだって。
3. お店と一緒に育つアプリ!
柴くん:
アプリって大企業だけが使うものってイメージだけど…?
小雪ちゃん:
実は街の小さなお店こそ主役なんだよ!
中華料理屋さんや花屋さんでも、スマホ1つで受注・管理できる仕組みを用意して、
**「ITが苦手でも大丈夫!」**ってところを大事にしてるの。
4. 配達員への思いやりもすごい
小雪ちゃん:
報酬制度の透明化、安全対策、健康アプリまで揃ってるし、
AIが過密スケジュールを避ける仕組みも使われてるよ。
柴くん:
それ聞いてちょっと安心したわ…バイクで時間に追われるの想像してた。
小雪ちゃん:
“人”を支えるITって感じだね。
5. 新しいチャレンジもどんどん!
柴くん:
ちなみにさ、美団って最近どうなん? 新しいこととかやってんの?
小雪ちゃん:
うん、たとえば──
- AIロボット配達:一部の都市で実験中(階段も上がれる!)
- ドローン宅配:渋滞知らずで山奥にも届ける
- 無人スーパー:顔認証で入店→スマホ決済でスムーズ
柴くん:
えっ、それもう近未来じゃん!
小雪ちゃん:
中国の都市部では“未来が日常”になりつつあるんだよね🐾
6. まとめ:スマホの中に“暮らし”がある
柴くん:
美団って、単なる便利アプリじゃなくて、
“スマホの中に街まるごと”って感じだね!
小雪ちゃん:
食べる、移動する、泊まる、遊ぶ、買う──
全部が1つにまとまってるアプリなんて、世界でもなかなかないよ!
柴くん:
…うちの近所のラーメン屋も登録してくれんかな(笑)
小雪ちゃん:
そのうち、美団が日本上陸するかもね〜🐾✨
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