──「開けるワクワク」で世界を変えた男、Pop Mart創業者
1. 「普通の学生」から“おもちゃ実業家”へ
柴くん:Pop Martって、どんな人が作ったの?
小雪ちゃん:創業者は王寧(ワン・ニン)さん。1987年生まれ。
大学時代は普通の学生だったんだけど、子どもの頃からキャラクターグッズが大好きだったんだ。
柴くん:へぇ、なんか親近感あるね。
小雪ちゃん:そうそう。
大学を卒業したあと、北京で小さな雑貨ショップを始めたのが最初。
当時は「海外キャラグッズ専門店」みたいな感じで、
日本や韓国のかわいい雑貨を仕入れて売ってたんだよ。
2. “ガチャみたいなワクワク”に気づく
柴くん:じゃあ最初からブラインドボックスを作ってたわけじゃないんだね。
小雪ちゃん:うん。だけどある日、王寧さんは気づいたの。
「お客さんが“何が入ってるかわからないもの”を開ける瞬間、
一番目が輝いてる」って。
柴くん:あ、それがブラインドボックスの原点か!
小雪ちゃん:そう。
彼はその“開ける楽しさ”を商品にしようと決意して、
2010年に**Pop Mart(泡泡瑪特)**を創業。
3. 最初はまったく売れなかった
柴くん:でもいきなり成功したわけじゃないよね?
小雪ちゃん:全然!(笑)
最初の頃は「おもちゃを大人に売るなんてムリ」と言われて、
1日数個しか売れなかったらしい。
でも王寧さんは諦めなかった。
「子ども向けではなく、“感性が成熟した若者向け”のトイ文化をつくる」
って決めてたんだ。
柴くん:つまり、“大人がワクワクできるおもちゃ”か。
4. 転機は「Molly」との出会い
小雪ちゃん:2016年、運命の出会いがあるの。
香港のアーティスト**Kenny Wong(ケニー・ウォン)**と出会って、
Pop MartがMollyのブラインドボックス化を担当することになったんだ。
柴くん:そこで“開けるトイ”と“アートキャラ”が合体したわけだね。
小雪ちゃん:そう!それが大ヒットして、
中国の若者の間で「開盒ブーム」が爆発した。
王寧さんは、
「私たちが売っているのは“商品”ではなく、ワクワクそのもの」
って語ってるんだ。
5. LABUBU登場で世界進出へ
柴くん:Mollyの次に来たのがLABUBUだよね?
小雪ちゃん:うん、2018年に**Kasing Lung(カシン・ルン)**と組んでLABUBUシリーズを出したら、
それがアジア・ヨーロッパでも大ヒット。
柴くん:まさに第二の波だね。
小雪ちゃん:そう。
MollyがPop Martを中国で有名にし、
LABUBUがPop Martを世界ブランドにした。
6. ビジネス的にも“新ジャンル”を作った人
柴くん:王寧さんって、どういう経営スタイルなの?
小雪ちゃん:めっちゃスマート。
彼は「おもちゃメーカー」じゃなくて「カルチャー企業」を名乗ってるの。
- デザイナーとライセンス契約を結ぶ
- キャラをIP(知的財産)として育てる
- SNS・アプリ・イベントでファンとの関係をつくる
これを全部一体化して、「トイ×アート×テクノロジー」のビジネスモデルを作ったんだ。
柴くん:なるほど、ただのフィギュア会社じゃないんだね。
7. いまや中国を代表する“新富起業家”
小雪ちゃん:2020年に香港証券取引所に上場して、
王寧さんは一気に注目の経営者に。
今では資産が約3,000億円規模と言われてるよ。
柴くん:すごっ!
中国のトイ界の“スティーブ・ジョブズ”だね。
小雪ちゃん:ほんとそんな感じ(笑)
しかもまだ30代後半。
最近は“AI × キャラクター × メタバース”にも投資してる。
8. 名言:「人は“未知”にワクワクする」
小雪ちゃん:彼の名言で有名なのがこれ👇
「人は“何が出るか分からない瞬間”に一番ドキドキする。
その一瞬を永遠にしたい。」
柴くん:うわぁ、めっちゃPop Martっぽい…。
小雪ちゃん:でしょ?
王寧さんは“おもちゃ”を超えて、
**「体験をデザインする経営者」**になった人なんだ。
9. まとめ
小雪ちゃん:まとめると――
- 創業者は王寧(ワン・ニン)、1987年生まれの中国企業家。
- 大学生時代の雑貨ショップからスタート。
- 2010年にPop Martを創業し、2016年Mollyで大ブレイク。
- 2018年のLABUBUで世界進出、売上は約1,500億円。
- “開ける体験”をビジネス化した**「ワクワクの設計者」**。
柴くん:なんか夢あるなぁ。
子どものころの「ガチャ開けたい!」って気持ちを、
大人になってもそのまま商品にしちゃったわけだ。
小雪ちゃん:そう。
王寧さんにとってPop Martは、
「子どもの頃に感じたトキメキを、もう一度世界に」っていう挑戦なんだよ✨


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