🏢第297回 ラッキンコーヒー(瑞幸咖啡)とは?スタバを超えた中国カフェの全貌

ラッキンコーヒー (瑞幸咖啡) - 飲食 イメージ画像 中国の会社

※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

📢 広告表記:本記事にはアフィリエイト広告(PR)が含まれます。商品・サービスの選定は編集部の独自基準に基づき、提携の有無は評価に影響しません。
📌 結論ファースト ラッキンコーヒー(瑞幸咖啡)は、店舗数で中国のスターバックスを超えたコーヒーチェーン。しかしその歴史は波乱万丈——設立18ヶ月でのスピード上場、会計不正での上場廃止、そして「生椰ラテ」と茅台コラボでの奇跡の復活。中国ビジネスの光と影を1社で学べる教材のような会社です。

柴くん:中国でスタバより店が多いコーヒー屋があるって本当?☕

小雪ちゃん:本当よ。ラッキンコーヒー(瑞幸咖啡)。しかもこの会社、一度「死んだ」の。不正会計で上場廃止という、普通なら終わりのシナリオから復活した——今日は中国ビジネス屈指のジェットコースター物語ね✨

1. ラッキンコーヒーとは?会社概要

正式名称 瑞幸咖啡(Luckin Coffee)
設立 2017年(北京で創業・現本社は福建省厦門)
創業者 銭治亜(チェン・ジーヤー)氏(元・神州優車COO)
店舗数 中国で2万店超(2024年時点・スターバックス中国の約2倍超)
特徴 アプリ注文専門・小型店・低価格クーポン戦略
株式 米OTC市場で取引(ティッカー:LKNCY)

2. 爆速成長——設立18ヶ月でNASDAQへ

小雪ちゃん:ラッキンの初期戦略は「スタバの逆」。①アプリ注文専門(レジなし・現金なし)、②座席の少ない小型テイクアウト店で家賃を削減、③浮いたコストを大量クーポンに回して1杯200円級の安さを実現——この方程式で開店ラッシュを仕掛け、設立からわずか18ヶ月でNASDAQ上場という離れ業をやってのけたの🚀

3. 転落——2020年、会計不正で上場廃止

柴くん:でも、その急成長には裏があったんだよね…?

小雪ちゃん:そう。2020年、約22億元(当時レートで300億円超)の売上水増しが発覚。株価は一夜で8割下落し、NASDAQ上場廃止、米当局への巨額罰金——創業経営陣は追放され、世界中で「中国企業の信頼性」が問われる大事件になったわ。

普通なら、ここで物語は終わり。でもラッキンは終わらなかったの。

4. 復活——「生椰ラテ」と茅台コラボの奇跡

小雪ちゃん:新経営陣(郭謹一CEO)は地道な再建を選んだ。転機は2021年の「生椰ラテ(ココナッツラテ)」の国民的大ヒット。さらに2023年、白酒の王者・貴州茅台とコラボした「醤香ラテ」が発売初日だけで542万杯という空前の記録を作ったの🥥

結果、2023年に中国店舗数1万店を突破してスターバックス中国を逆転。売上でも中国市場でスタバを上回り、いまや2万店超。不正発覚からわずか3年での完全復活劇よ。

5. なぜ復活できたのか——3つの学び

🐕 柴くんメモ|この物語の学び

ビジネスモデル自体は正しかった——不正は「数字の見せ方」の罪で、小型店×アプリ×低価格という骨格は本物だった。②商品力が信頼を取り戻す——謝罪よりヒット商品(生椰ラテ)が顧客を連れ戻した。③コラボの破壊力——茅台という「権威」との組み合わせが、ブランドイメージを一段引き上げた。

6. 投資の視点|ラッキン株は日本から買える?

小雪ちゃん:ここは正直に。上場廃止後のラッキンは米国のOTC(店頭)市場で「LKNCY」として取引されていて、日本の主要ネット証券では基本的に取り扱いがないの。NASDAQへの再上場観測はたびたび報じられているから、「再上場したら買えるようになる可能性がある銘柄」として覚えておくのが現実的ね。

いま日本から買える中国株を探すなら中国株おすすめ銘柄10選、口座の作り方は中国株のはじめ方をどうぞ。※投資は元本保証がなく、最終判断はご自身の責任で。

❓ よくある質問(FAQ)

Q. ラッキンコーヒーはスターバックスを超えた?
A. 中国国内の店舗数では2023年に1万店を突破しスターバックスを上回りました。現在は2万店超と、店舗数で約2倍以上の差をつけています(世界全体ではスターバックスが上回ります)。
Q. 会計不正事件とは?
A. 2020年に約22億元の売上水増しが発覚し、NASDAQ上場廃止・巨額罰金に至った事件です。その後経営陣を刷新し、ヒット商品の力で業績を回復させました。
Q. ラッキン株は日本から買える?
A. 現在は米OTC市場(LKNCY)での取引が中心で、日本の主要ネット証券では基本的に購入できません。NASDAQ再上場が実現すれば状況が変わる可能性があります。

まとめ

小雪ちゃん:ラッキンは「中国ビジネスの闇と底力」を1社で見せてくれる稀有な教材。不正は許されないこと。でも、正しいビジネスモデルと商品力があれば、企業は蘇れる——上海の街角の1杯200円のコーヒーには、そんな物語が詰まっているのよ☕

柴くん:「醤香ラテ」、一度飲んでみたいなあ…。

💬 コメント・ご感想 読んだ感想・質問・ご意見をお気軽にどうぞ!