🏢第299回 SMIC(中芯国際)

中国の会社

― 米国の制裁を受けながらも前進する、中国半導体産業の「最後の砦」 ―

1|「SMICってどんな会社?」

柴くん:「SMIC(中芯国際)ってよく聞くけど、どんな会社なの?🐾」

小雪ちゃん:「SMICは2000年に設立された中国最大の半導体受託製造会社(ファウンドリ)よ。台湾のTSMC・韓国のSamsungに続く世界第3位のファウンドリとして、中国国内外の半導体メーカーの製造を受託しているの✨」

柴くん:「ファウンドリって、チップを設計するんじゃなくて製造する専門会社ってこと?🐾」

小雪ちゃん:「そう! NvidiaやAppleがTSMCに製造を委託するように、SMICは中国の半導体設計会社のチップを量産する。中国の半導体サプライチェーンにとって欠かせない存在なの💡」


2|米国制裁の壁と自力突破

柴くん:「SMICも米国に制裁されているって聞いたけど?🐾」

小雪ちゃん:「2020年に米国がSMICをエンティティリスト(輸出規制対象)に追加して、最先端の製造装置(ASML EUVなど)の輸入が禁止されたの。これにより5nm以下の先端プロセス開発は大幅に制限されてしまったわ😓」

柴くん:「それは大打撃だね。でも何か突破口はあるの?🐾」

小雪ちゃん:「2023年にHuaweiの「Mate 60 Pro」に7nmクラスのチップを供給していたことが判明して世界を驚かせたわ! EUVなしに古い露光装置を重ね使いするなどの工夫で、技術制裁の壁を独自に乗り越えようとしているの💡」


3|柴くんのまとめ

柴くん:「まとめると……SMICは米中技術戦争の最前線に立つ中国半導体の象徴! 制裁という逆境の中でも技術開発を続け、中国の半導体自立という国家目標を担っている。この会社の行方が、中国のテクノロジー産業全体の未来を左右するんだね🐾」

小雪ちゃん:「半導体をめぐる米中競争の最重要プレーヤー。目が離せない企業よ✨」


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