柴くん:ドローンのDJIってすごい会社だけど、作った人ってどんな人?名前も聞いたことないかも…🚁
小雪ちゃん:それもそのはず。創業者の汪滔(ワン・タオ)は、めったに表に出ない“隠れた天才”なの。英語名のフランク・ワンと呼ばれることも多いわ。今日はこの人の物語を追いかけましょう✨
汪滔(フランク・ワン)とは?30秒プロフィール
| 名前 | 汪滔(ワン・タオ)/英語名 Frank Wang(フランク・ワン) |
|---|---|
| 生まれ | 1980年・中国浙江省杭州市 |
| 学歴 | 香港科技大学(電子工学) |
| 創業 | 2006年・深センでDJI(大疆創新)を設立 |
| 実績 | 民生用ドローンで世界シェア約7割 |
| 特徴 | メディア露出が極端に少ない/DJIは非上場を貫く |
原点は「赤いヘリコプター」の夢
小雪ちゃん:少年時代の汪滔は勉強そっちのけで、空を飛ぶ機械に夢中だった。きっかけは子どもの頃に読んだ、赤いヘリコプターが活躍する漫画だったと言われているわ。
やがて手に入れたラジコンヘリは、操縦が難しくてすぐ墜落。このとき芽生えた「自動で安定して飛んでくれる機械を作りたい」という悔しさが、のちのDJIの原点になるの。
柴くん:好きが高じて、そのまま人生のテーマになったんだね。
大学の寮から始まったDJI
小雪ちゃん:香港科技大学に進んだ汪滔は、卒業研究でヘリコプターの飛行制御システムを開発。デモは失敗もあったけれど、その執念に注目した李澤湘(リー・ゼシャン)教授が彼を支え、のちに出資者にもなるの。
2006年、汪滔は深センのアパートの一室でDJIを創業。最初は模型ヘリ向けの制御装置を細々と売る日々。転機は自分たちで「完成品のドローン」を作ると決めたことだったわ。
Phantomの衝撃——「空撮」という市場を発明した
小雪ちゃん:2013年発売の「Phantom(ファントム)」は、箱から出してすぐ飛ばせる世界初級の完成機。それまで専門家の趣味だったドローンを、誰でも使える“空飛ぶカメラ”に変えたの。
以後、折りたたみのMavic、手のひらサイズのMini、産業用、農業用(Agras)へと広がり、DJIは民生ドローンの世界シェア約7割を握る絶対王者になった。映画やニュースの空撮映像の多くは、いまやDJI製ドローンの仕事よ🎥
柴くん:「市場で勝った」というより「市場そのものを作った」って感じだ…!
汪滔の哲学——「頭脳だけ持って来い」
小雪ちゃん:汪滔は徹底した完璧主義者として知られるわ。伝えられているエピソードや言葉をいくつか紹介するね。
・執務室の扉に掲げたのは「只帯脳子(頭脳だけ持って入れ)」という言葉。肩書や忖度ではなく、アイデアと論理だけで勝負しろ、という意味ね。
・インタビューでは「世界は驚くほど愚直にできている。だから本気で考え抜く人にこそチャンスがある」という趣旨の発言も。流行を追わず、技術を考え抜く姿勢がDJIの品質を生んだの。
・そしてほとんどメディアに出ない。製品がすべてを語ればいい、という考え方も徹底しているわ。
なぜDJIは上場しないのか
小雪ちゃん:これだけの巨大企業なのに、DJIは今も非上場。短期的な株価や株主の圧力より、長期の研究開発と製品づくりを優先するためと言われているわ。汪滔らしい選択ね。
柴くん:ということは…DJIの株は買えないの?
小雪ちゃん:そう、個人投資家がDJI株を直接買うことはできないの。中国テックに投資したい場合は、上場している企業から選ぶことになるわ。全体像は中国株おすすめ銘柄10選でどうぞ。
逆風と、その先
小雪ちゃん:近年は米国の規制など安全保障がらみの逆風も強い。それでも汪滔は表舞台に出ず、研究開発と、若手エンジニアを育てるロボットコンテスト「RoboMaster」の主催に力を注いでいるの。次の天才を育てる側に回っているのね。
❓ よくある質問(FAQ)
Q. 汪滔(ワン・タオ)とは誰?
Q. フランク・ワンと汪滔は同じ人?
Q. DJIの株は買える?
Q. 汪滔は今なにをしている?
まとめ
小雪ちゃん:汪滔は「好き」を執念で磨き抜いて、世界の空を変えた人。目立つことより作ることを選び続ける姿は、雷軍とはまた違う天才の形ね。DJIのドローンを見かけたら、その後ろにこの寡黙な創業者がいることを思い出してみて🚁
柴くん:「頭脳だけ持って来い」、僕も明日から使お…!

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