柴くん:中国の半導体って規制のニュースばかりだけど、実際どこまで作れるようになってるの?💾
小雪ちゃん:その答えを体現しているのがYMTC(長江存儲)。スマホやPCの記憶装置に使うNANDフラッシュメモリを、中国で唯一世界水準で量産する会社よ。この会社の浮き沈みが、そのまま米中半導体戦争の戦況図なの✨
1. YMTC(長江存儲)とは?会社概要
| 正式名称 | 長江存儲科技(Yangtze Memory Technologies) |
|---|---|
| 設立 | 2016年・湖北省武漢市 |
| 出自 | 紫光集団系として発足・国家集積回路基金(大基金)が支援 |
| 製品 | 3D NANDフラッシュメモリ(データ保存用の半導体) |
| 独自技術 | Xtacking(エックスタッキング) |
| 株式 | 非上場(国有系・個人投資家は購入不可) |
2. 何がすごい?——「Xtacking」で世界に追いついた
小雪ちゃん:NANDはサムスン・キオクシア・マイクロンなど巨人の寡占市場。後発のYMTCは、回路を2枚のウエハーで別々に作って貼り合わせる独自方式「Xtacking」で勝負したの。これが当たって、設立わずか6年で世界最先端クラス(200層超)に到達。「中国半導体で最も世界に近づいた会社」と呼ばれたわ。
柴くん:巨人の土俵で、後発が独自技術で追いつくって熱い展開…!
3. 試練——iPhone採用目前での「規制リスト入り」
小雪ちゃん:2022年、YMTCのメモリはAppleのiPhone採用が検討される水準まで来ていたと報じられた。でも米議会の猛反発で頓挫。同年10月には米商務省のエンティティリスト(規制リスト)入りとなって、最新の製造装置や部材の調達を断たれたの。
以来YMTCは、国産装置への切り替えという前例のない挑戦を続けている。速度は落ちても開発を止めていない——ここが「中国半導体の底力」を測る観測ポイントなのよ。
4. 学び——柴くんメモ
🐕 ①技術は買えなくなる時代——装置・部材の供給網そのものが武器になる。②「採用目前」でも政治で覆る——地政学はビジネスの前提条件。③国産化は時間との勝負——規制は中国の自立開発を遅らせると同時に、加速もさせている。
5. 投資の視点|YMTCの株は買える?
小雪ちゃん:YMTCは非上場(国有系)なので、個人投資家は株を買えません。日本から中国半導体に投資したい場合、現実的な選択肢は香港上場のSMIC(0981.HK)や華虹半導体(1347.HK)になるわ。全体像は中国半導体株まとめで解説しています。※投資は元本保証がなく、最終判断はご自身の責任で。
❓ よくある質問(FAQ)
Q. YMTC(長江存儲)とは?
Q. YMTCの株は日本から買える?
Q. エンティティリスト入りの影響は?
まとめ
小雪ちゃん:YMTCは「中国はどこまで自力で最先端半導体を作れるか」という問いの、生きた実験場。買える株ではないけれど、中国テック全体を読むための最重要ウォッチ銘柄のひとつよ💾
柴くん:規制と開発の追いかけっこ、続きが気になる…!


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