🌟第487回 江南春(ジアン・ナンチュン)とは?「エレベーター広告」を発明した男

江南春(ジアン・ナンチュン)とは?「エレベーター広告」を発明した男のイメージ画像 中国の経営者
スポンサーリンク

※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

本記事はアフィリエイト広告を含みます。
結論ファースト:江南春は、オフィスビルのエレベーターホールという「退屈な待ち時間」に着目し、デジタルサイネージ広告という新市場を切り開いた分衆伝媒(Focus Media)の創業者です。

エレベーターホールは「金脈」だった

柴くん:「分衆伝媒って第277回で紹介されてた会社だよね?創業者ってどんな人なの?🤔」

小雪ちゃん:「江南春(ジアン・ナンチュン)だよ。2003年に分衆伝媒を創業して、オフィスビルのエレベーターホールに液晶画面を設置して広告を流すというアイデアを世界で初めて事業化した人なの✨」

柴くん:「エレベーターを待つ間の広告か…確かに毎日見てる気がする!」

小雪ちゃん:「そこがポイント!江南春は「人はエレベーターを待つ数十秒、何もすることがなくて手持ち無沙汰になる」という誰もが経験する瞬間に目をつけたの。テレビや新聞と違って、見る人を選ばずに強制的に視界に入る広告枠として大ヒットしたんだよ💡」

「無聊経済(退屈の経済学)」という発想

柴くん:「なんでそんな発想ができたの?」

小雪ちゃん:「江南春は自身の理論を「無聊経済(退屈の経済学)」と呼んでるの。人が暇を持て余す場所——エレベーター、ジム、映画館のロビーなど——を広告メディア化すれば、テレビよりも高い到達率と記憶定着率を実現できるという考え方だよ📈」

柴くん:「会社の成長はどうだったの?」

小雪ちゃん:「2005年にナスダック上場を果たすほど急成長したんだけど、2013年には一度非公開化して、2015年に中国国内の株式市場へ「里帰り上場(バックドア上場)」を果たしたの。当時、多くの中国企業がアメリカでの評価の低さを理由に本国市場へ回帰する流れがあって、分衆伝媒はその代表例の一つと言われてるんだよ」

江南春の基本情報

創業 分衆伝媒(Focus Media)を2003年に創業
代表的な理論 「無聊経済(退屈の経済学)」
事業モデル エレベーターホール・ビル内デジタルサイネージ広告
上場歴 2005年ナスダック上場→2013年非公開化→2015年中国国内市場へ再上場
江南春の発想の面白さは「広告枠を増やす」のではなく「誰も広告枠だと思っていなかった場所」を発見したこと。競合がいない場所を見つける力は、あらゆるビジネスに応用できる視点だね。柴くんメモ:日本のマンションのエレベーター広告や、コンビニのレジ横モニターも同じ発想。退屈な待ち時間はどこの国でも「金脈」になり得るんだね📝

投資の視点💰

江南春が創業した分衆伝媒は中国国内市場に上場しています。中国国内の広告市況(特にオフィス出社率や消費財メーカーの広告予算)に業績が連動しやすい点に留意が必要です。詳細は分衆伝媒の会社解説記事もご覧ください。

※投資は自己判断で。元本が保証されるものではありません。SBI証券・楽天証券・マネックス証券などで購入を検討する際は、必ずご自身でリスクを確認してください。

よくある質問

江南春はどんな人物ですか?

2003年にエレベーターホール広告のパイオニア企業「分衆伝媒」を創業した中国の実業家です。

「無聊経済」とはどういう意味ですか?

人が手持ち無沙汰になる待ち時間を広告メディア化するという、江南春が提唱した事業理論です。

分衆伝媒はなぜ一度非公開化したのですか?

当時、多くの中国企業がアメリカ市場での評価の低さを理由に、中国国内市場への再上場を目指す流れがあったためです。

まとめ

誰も気づかなかった「退屈な数十秒」に価値を見出した江南春。ありふれた日常の隙間にビジネスチャンスを見出す視点は、業界を問わず学べる発想です。

💬 コメント・ご感想 読んだ感想・質問・ご意見をお気軽にどうぞ!