柴くん:ロボット犬ってボストン・ダイナミクスのやつでしょ?中国にもあるの?🐕
小雪ちゃん:あるどころか、「働くロボット犬」の実用化では中国勢が先頭集団なの。その代表格が杭州の雲深処科技(Deep Robotics)。踊るロボットじゃなくて、「働く」ロボットを作る会社よ✨
1. 雲深処科技とは?会社概要
| 正式名称 | 杭州雲深処科技(Deep Robotics) |
|---|---|
| 設立 | 2017年・浙江省杭州市 |
| 創業者 | 朱秋国(ジュー・チウグオ)氏(浙江大学のロボット研究者) |
| 主力製品 | 四足歩行ロボット「絶影(Jueying)」シリーズ |
| 用途 | 変電所・トンネル・工場の点検、消防・災害対応 |
| 株式 | 非上場(個人投資家は購入不可) |
2. なぜ「犬の形」なのか
小雪ちゃん:答えはシンプルで、車輪が使えない場所を歩けるから。階段、砂利道、ケーブルだらけの変電所、狭いトンネル——人間には危険で、車輪ロボットには進めない場所こそ、4本脚の出番なの。
雲深処の主力「絶影X30」は、雨でも夜でも変電所を24時間巡回して、メーターの読み取りや異常の検知を代行する。「人が行きたくない場所の仕事」を引き受けるロボットとして、電力会社などで本採用が進んでいるわ⚡
3. 「デモで拍手」より「現場で契約」
柴くん:ロボット犬っていうと、宙返りとかダンスの動画をよく見るけど…
小雪ちゃん:そこが雲深処の面白いところ。この会社はショーの派手さより、点検現場での信頼性に振り切ってきたの。防水・防塵・長時間稼働・自動充電——地味だけど、お金を払う顧客が本当に求める性能ね。教育・研究向けの小型「Lite3」や、人型ロボットへの展開も始めているわ。
4. 「杭州六小龍」——DeepSeekの隣人
小雪ちゃん:2025年、AIのDeepSeekが世界を驚かせたとき、中国では「杭州六小龍」という言葉が流行ったの。DeepSeek、ロボットのUnitree(宇樹科技)、そして雲深処——杭州から立て続けに世界級のテック企業が生まれた現象ね。浙江大学の研究者たちが起業する「産学連携の生態系」が、この街の強さなのよ。
5. 学び——柴くんメモ
🐕 ①「すごい技術」より「売れる用途」——変電所点検という確実なニーズを最初に押さえた。②地味な現場データが参入障壁——実環境での稼働実績は後発が簡単に真似できない。③大学発ベンチャーの王道——研究室の技術×現場の課題=事業化の方程式。
6. 投資の視点|雲深処の株は買える?
小雪ちゃん:雲深処は非上場なので、株は買えません。日本からロボット産業に投資するなら、産業用ロボットのエストン(ESTUN)(深センA株のみ)よりも、香港上場でKUKAを持つ美的集団(0300.HK)が現実的な選択肢。口座の作り方は中国株のはじめ方でどうぞ。※投資は元本保証がなく、最終判断はご自身の責任で。
❓ よくある質問(FAQ)
Q. 雲深処科技(Deep Robotics)とは?
Q. ボストン・ダイナミクスやUnitreeとの違いは?
Q. 雲深処の株は日本から買える?
まとめ
小雪ちゃん:雲深処は「ロボット犬を見世物から道具に変えた」会社。派手さはないけれど、変電所の夜回りを黙々とこなすその姿こそ、ロボットが社会に入っていく本当の入り口なのかもね🐕⚡
柴くん:同じ犬として、働き者の絶影くんを応援したくなったよ…!
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