数千のライバルが消えた「千団大戦」
柴くん:「美団って結局何の会社なの?出前アプリ?🤔」
小雪ちゃん:「出前もやってるけど、それだけじゃないの。口コミサイトの「大衆点評」と統合してて、レストラン検索・予約・出前・ホテル予約・シェア自転車…生活に関わることは大体美団で完結しちゃう規模なんだよ✨」
柴くん:「すごい範囲だね。最初から今の形だったの?」
小雪ちゃん:「ううん、2010年創業当時は「団購(グループ購入)」サイトの1つだったの。当時の中国には似たようなサイトが5000以上乱立してて、「千団大戦」って呼ばれる壮絶な消耗戦が起きてた💦 ほとんどが数年で資金切れで消えていく中、美団だけが生き残ったんだよ」
柴くん:「なんで美団だけ生き残れたの?」
小雪ちゃん:「創業者の王興(ワン・シン)が、広告費をばらまくより「効率」にとことんこだわったから。無駄なコストを削って、地道にユーザーを増やし続けた。彼のこの経歴は第402回で詳しく紹介してるから、気になったらそっちも見てね📖」
美団の基本情報
| 正式名称 | 美団(Meituan、旧名:美団点評) |
|---|---|
| 創業年 | 2010年 |
| 創業者 | 王興(ワン・シン) |
| 本社 | 北京市 |
| 上場市場 | 香港証券取引所(3690.HK) |
| 主な事業 | フードデリバリー・口コミ/予約・シェア自転車・共同購入(美団優選) |
出前戦争と「薄利多売」のリアル
柴くん:「出前の会社ってもうかるの?1回の配達って安いよね?」
小雪ちゃん:「鋭いところ突くね💡 実はここが美団の一番苦しいところ。長年ライバルの「餓了麼(アリババ系)」と壮絶なシェア争いをしてて、配達員への報酬や補助金でずっと薄利が続いてたの。黒字化したのはかなり最近のことだよ」
柴くん:「じゃあどうやって儲けを出してるの?」
小雪ちゃん:「出前は集客の入り口という位置づけで、実際の利益は広告費や、レストラン向けの各種サービス(POSシステム・予約管理など)から生み出す構造になってきてるの。あと2021年には「美団優選」という地域の共同購入事業に大規模投資したんだけど、これは激しい価格競争で当局から「不当廉売」を指摘されたこともあったんだ😅」
投資の視点💰
美団は香港市場(3690.HK)に上場しており、SBI証券・楽天証券・マネックス証券などの香港株取扱いがある証券会社経由で投資できます。フードデリバリー市場の成長性がある一方、価格競争や規制リスク(独占禁止法・配達員の待遇問題など)にも注意が必要です。
※投資は自己判断で。元本が保証されるものではありません。SBI証券・楽天証券・マネックス証券などで購入を検討する際は、必ずご自身でリスクを確認してください。
よくある質問
美団はどんな会社ですか?
中国最大級のフードデリバリー・生活関連サービスのスーパーアプリで、香港証券取引所に上場しています。
美団の創業者は誰ですか?
王興(ワン・シン)氏です。複数回の起業失敗を経て2010年に美団を創業しました。
日本から美団の株は買えますか?
香港株を取り扱う証券会社(SBI証券・楽天証券・マネックス証券など)を通じて購入可能です。
まとめ
美団は、生き残りをかけた消耗戦を勝ち抜き、今や中国人の生活に欠かせないスーパーアプリになりました。便利さの裏にある「薄利多売」のビジネスモデルを知っておくと、ニュースの見え方も変わってくるはずです。

💬 コメント・ご感想 読んだ感想・質問・ご意見をお気軽にどうぞ!