🏢第493回 海康威視(Hikvision)とは?世界最大の監視カメラ企業と株を5分で解説

海康威視(Hikvision)とは?世界最大の監視カメラ企業と株を5分で解説のイメージ画像 中国の経営者
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結論ファースト:海康威視(Hikvision)は、監視カメラを中心とした映像セキュリティ機器で世界最大のシェアを誇る中国企業。技術力の高さの一方、地政学リスクにも直面している銘柄です。

国有研究機関から生まれた世界最大手

柴くん:「海康威視って聞いたことないけど、そんなに大きい会社なの?🤔」

小雪ちゃん:「監視カメラ・映像セキュリティ機器の分野では、世界シェアで長年トップを走ってる企業なんだよ✨ 2001年、国有の研究機関「中国電子科技集団(CETC)」からスピンオフする形で設立されたの」

柴くん:「監視カメラってそんなに大きなビジネスになるんだ」

小雪ちゃん:「なるんだよ。空港・駅・商業施設・工場・街頭など、あらゆる場所に設置されるカメラとその映像解析システムを手がけていて、価格競争力と技術力の両方で世界中のシェアを獲得してきたの。中国国内だけでなく、世界中の都市インフラにも導入されてるんだよ📈」

技術力と表裏一体の地政学リスク

柴くん:「さっき「リスクもある」って言ってたけど?」

小雪ちゃん:「海康威視は2019年、科大訊飛(第489回で紹介したね)と同じタイミングで、アメリカ政府の「エンティティリスト」に追加されたの。新疆ウイグル自治区での監視技術の利用に関する人権上の懸念が理由とされているよ😅」

柴くん:「それでビジネスにどんな影響があったの?」

小雪ちゃん:「アメリカ製の半導体・部品の調達に制約を受けるようになったほか、複数の国で政府調達からの排除や、監視カメラの使用制限といった動きも出てるの。技術力の高さと政治的な逆風、両方を併せ持つ銘柄という難しいポジションにあるんだよ」

海康威視の基本情報

設立年 2001年
出資母体 中国電子科技集団(CETC、国有企業)
本社 浙江省杭州市
上場市場 深セン証券取引所(002415.SZ)
事業内容 監視カメラ・映像セキュリティ機器、AI画像解析
技術力が高いからこそ安全保障上の懸念の対象にもなりやすい、というのがハイテク企業特有のジレンマ。監視カメラという製品の性質上、この会社は特にその構図が鮮明に出てるの。柴くんメモ:同じくエンティティリスト入りした科大訊飛(第489回)と合わせて読むと、中国AI企業が直面する共通の課題が見えてくるよ📝

投資の視点💰

海康威視は深セン証券取引所(002415.SZ)に上場する中国A株です。日本からの直接投資は限定的です。技術力は高い一方、米国のエンティティリスト認定や各国の調達規制など、地政学リスクを強く受ける銘柄である点に注意が必要です。

※投資は自己判断で。元本が保証されるものではありません。SBI証券・楽天証券・マネックス証券などで購入を検討する際は、必ずご自身でリスクを確認してください。

よくある質問

海康威視はどんな会社ですか?

監視カメラを中心とした映像セキュリティ機器で世界最大級のシェアを持つ中国企業です。

海康威視にはどんなリスクがありますか?

2019年に米国のエンティティリストに追加されており、部品調達や各国での政府調達において制約を受けています。

海康威視はどこの市場に上場していますか?

深セン証券取引所(002415.SZ)に上場しています。

まとめ

世界中の街角を見守る技術力と、地政学リスクという逆風。海康威視は、ハイテク企業と国際政治が交錯する現代を象徴する銘柄と言えるでしょう。

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