🌟第171回 DJIとは?世界シェア7割ドローン帝国の急成長と強さの理由を5分で解説

汪滔 (Frank Wang) - 経営者 イメージ画像 中国の経営者

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📌 創業者・汪滔(フランク・ワン)という「人物」を知りたい方はこちら汪滔(フランク・ワン)とは?DJI創業者の経歴と哲学を5分で解説

DJI(大疆創新)は、民生用ドローンで世界シェア7割以上を握る中国・深圳発のテクノロジー企業。この記事では「DJIとはどんな会社なのか」を、誕生の物語から強さの理由、課題、株が買えるのかまで5分で解説します。


1. DJIとは?30秒でわかる会社概要

柴くん:小雪ちゃん、ドローンといえばDJIってよく聞くけど、そもそもどんな会社なの?

小雪ちゃん:DJI(大疆創新)は2006年に中国・深圳で生まれたドローン専業メーカーだよ。民生用ドローンで世界シェア7割以上。いまや「ドローン=DJI」と言われるほどの圧倒的王者なんだ。

柴くん:7割!?ほぼ独占じゃん。

小雪ちゃん:そう。プロの映像制作から農業、測量、設備点検まで、「空の産業インフラ」を一社で支えているイメージだよ。


2. 誕生:大学の寮から始まった

柴くん:そんな巨大企業、誰が作ったの?

小雪ちゃん:創業者は汪滔(ワン・タオ/英語名フランク・ワン)。香港科技大学でヘリコプターの自動制御を研究していた学生が、2006年に仲間と立ち上げたのがDJIなんだ。

柴くん:学生ベンチャーだったんだ!

小雪ちゃん:うん。最初は目立たない部品メーカーだったけど、「誰でも簡単に飛ばせる空のロボットを作る」という目標だけはぶれなかった。2009年に最初の飛行制御システムを商品化して、業界で信頼を積み上げていったんだよ。


3. 急成長の歴史:Phantomがすべてを変えた

小雪ちゃん:転機は2013年発売の「Phantom」。箱から出してすぐ飛ばせる完成品ドローンで、これが世界的な大ヒットになった。

柴くん:あの白いドローンね!YouTubeの空撮映像が一気に増えた頃だ。

小雪ちゃん:それまでドローンは「マニアが部品を集めて自作するもの」だったのに、Phantomが「誰でも買ってすぐ使える道具」に変えた。「空撮」という市場そのものを発明したと言われるゆえんだね。

柴くん:その後もヒットは続いたの?

小雪ちゃん:折りたたみ式で持ち運べる「Mavic」、プロ映像向けの「Inspire」と次々に投入して、映像業界の標準機の座を固めていったよ。一発屋で終わらず、連続でヒットを出し続けたのが今の地位につながってるんだ。


4. なぜ強い?DJIの3つの武器

柴くん:でもドローンなんて、他のメーカーも作れそうなのに、なんでDJIだけ独走してるの?

小雪ちゃん:大きく3つあるよ。

  • ①コア技術の内製化:飛行制御・カメラ・ジンバル(手ブレ補正)・映像伝送まで、核心技術をすべて自社開発。部品の寄せ集めでは真似できない完成度になる。
  • ②深圳のスピード:世界最大の電子部品集積地・深圳に本社があるから、試作から量産までが圧倒的に速い。
  • ③エンジニア文化:合言葉は「技术是我们的语言(技術こそが私たちの言葉)」。派手な広告より製品力で勝負する文化が徹底している。

柴くん:ハードもソフトも全部自前か…。そりゃ追いつけないわけだ。


5. 事業領域と日本との関わり

柴くん:いまはどんな分野で使われてるの?

小雪ちゃん:空撮・映像制作はもちろん、農薬散布などの農業ドローン、橋やダムの点検、測量、教育向けまで広がってるよ。日本でも:

  • 映画・テレビ業界では空撮機材としてDJIがほぼ標準化
  • 農業用ドローンでは、老舗のヤマハ発動機と市場を分け合う存在に
  • 日本のドローン関連スタートアップにも大きな刺激を与えた

柴くん:確かに、最近きれいな空撮を見たら、だいたいDJIで撮ってるもんね。


6. 課題とリスク

柴くん:順風満帆ってわけでもないよね?

小雪ちゃん:そう。強すぎるがゆえの逆風もあるんだ。

  • 地政学リスク:アメリカではセキュリティ懸念から政府調達が制限されている
  • 市場の成熟:ホビー用ドローン市場の成長は鈍化しつつある
  • 軍事転用問題:民生用の製品が戦場で使われるケースが問題視されている

柴くん:技術が強すぎると、政治や安全保障にまで影響しちゃうんだね。


7. DJIの株は買える?

柴くん:そんなに強い会社なら、株を買いたくなっちゃうな。

小雪ちゃん:残念、DJIは非上場企業。株式市場で直接買うことはできないんだ。上場すれば巨額の資金が集まるはずだけど、技術開発に集中するためにあえて上場しない道を選んでいると言われているよ。

柴くん:そっかあ。中国のすごい会社に投資したい場合は?

小雪ちゃん:上場している企業から選ぶことになるね。中国株おすすめ銘柄中国株のはじめ方にまとめてあるよ。


8. まとめ

小雪ちゃん:まとめると――

  • DJI(大疆創新)は2006年、深圳生まれのドローン専業メーカー。民生用で世界シェア7割超
  • 2013年の「Phantom」で「誰でも飛ばせるドローン」を実現し、空撮という市場を発明した
  • 強さの源泉は、技術の内製化 × 深圳のスピード × エンジニア文化
  • 米国の規制など逆風はあるが、「空の産業インフラ」としての地位は揺るがない
  • 非上場のため株は買えない

柴くん:会社の歩みを知ると、作った人にも興味が湧いてきたよ。

小雪ちゃん:でしょ?創業者・汪滔の物語はこちらの記事でどうぞ。


❓ よくある質問(FAQ)

Q.DJIとは何の会社?

A.中国・深圳に本社を置くドローン専業メーカーです。2006年創業で、民生用ドローンで世界シェア7割以上を握ります。

Q.DJIはどこの国の企業?

A.中国です。広東省深圳市に本社があり、正式名は「大疆創新(DJI)」です。

Q.DJIの株は買えますか?

A.DJIは非上場のため、株式市場で直接購入することはできません。

Q.DJIの創業者は誰?

A.汪滔(ワン・タオ、英語名フランク・ワン)です。香港科技大学在学中の2006年に創業しました。

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